2021春季キャンプ・第1クール振り返り
皆さん、こんにちは。
春季キャンプがついに、始まりましたね。
無観客という状況は非常に残念ですが、選手は、より練習に打ち込めると思います。
名護でキャンプを送る選手も、国頭でキャンプを送る選手も充実のキャンプにしてもらいたいです。
キャンプ前の事前情報を整理しますと、4人の新人選手が一軍メンバー入り。育成・長谷川も一軍スタートを決めるなど、フレッシュなメンバーに。外国人が間に合わないというのも要因の一つ。
日程はいつも通り、第2クールから実戦に入り、紅白戦・練習試合とこなし、オープン戦に臨むという形。一つびっくりしたのは、20日楽天と巨人のダブルヘッダーだということ。気合い入っていますね。
それでは、今年も去年同様、一日一日振り返っていきたいと思います。
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【1日目】
A キャンプスタート!栗山監督、キャンプ前日に恒例の清めの塩を撒き、今年のキャプテンは全員を指名。「責任と指名を感じながら」と意気込む。
A 右肘靱帯断裂から復活を目指す斎藤佑樹がブルペンでいきなり200球。 負担の少ないフォームを磨けるか。投げられるのは、ひとまず安心ですね。
B 中田今年こそは「レべチ」を流行語に、2キロ絞って万全の状態でキャンプイン。
マー君打ち宣言も飛び出すが、対戦打率.185。気合いは十分。
B 国頭2軍キャンプ初日のMVPにルーキー細川を2軍監督が選出。2軍監督も「走攻守にはつらつとしていた。」語る。細川の行動、言動共に期待大ですね。
B 小笠原コーチ考案、打撃強化へ新メニュー。サンドバック打ち取り入れる。体幹と体重移動が鍛えられると好評。
C 超速。五十幡の快足に西川も勉強したいと言わしめるほどのベースランニングだった。センターでのノックでも驚きの守備範囲と強肩を披露。
C 清宮ユニ忘れ足並み崩す。それでも、新フォーム武器にフリー打撃では快音。栗山監督も称賛。
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【感想】
今年のキャンプは本当に、若手のはつらつとしたプレーが楽しみであり、低迷するチームには不可欠だと感じた。
五十幡の快足には度肝を抜かれたけど、あまり飛ばしすぎは良くない。慎重に。
小笠原コーチの考案メニューも選手にハマらない選手にはハマらないのかもだけど、多くの選手に刺さるといいなと。
やっぱり、キャンプは楽しい。
【国頭初日、MVPの細川凌平】
【2日目】
A 清宮、野村が早朝特守。飯山、金子コーチの特別レッスンで課題の守備力強化へ。
上手くなるには1000日かかるとし、コーチとの綿密な1000日計画がスタートした。
A 伊藤が初のブルペン入りで変化球を交え、52球。実戦では、まず13日の紅白戦で先発でスタートすることが決まった。ボールを受けた清水も絶賛するなど上々。
B 上沢、吉田が初ブルペン。上沢はキャンプ中盤、吉田は7日の紅白戦で実戦登板が見込まれる。エース候補、上沢は尽きない探求心をもとにブルペンをおかわりする姿も。
ちなみに7日は河野、吉田の投げ合い。
C 監督曰く、恵みの雨。この日は朝からあいにくの雨も、栗山監督は、キャンプ初日の疲れを考えるとタイミングが良いと喜んだ。
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【感想】
伊藤大海のルーキー離れした立ち振る舞い、君、キャンプ何年目?という感じで見ていました。しっかりと信念をもって、こだわっている独自の調整法やルーティンを披露し、木田コーチも安心していた。期待は高まるばかりです。
上沢はもちろんですが、吉田や河野もしっかりとローテへ入ってくれないときついのでフレッシュな若手の台頭に期待しています。
【伊藤大海のブルペンの様子】
【3日目】
A 侍ジャパンの稲葉監督が日ハムキャンプを視察。日ハムから一次ロースター候補に、中田・西川・近藤・清宮・野村・伊藤などが入っている。
A 五十幡が左太腿裏の張りを訴えて2日午後の練習から別メニュー調整に入った。状態によっては第2クールから国頭に合流する。
B 堀の左人差し指のマメがつぶれるアクシデント発生。何度もつぶしてきた箇所で、マメができると指のかかりができるが、つぶれるとダメ。一長一短。治すまでは投球を中断する。
B 今季から先発に本格転向した西村が、チーム初の対外試合の先発に内定した。
「勝負の年です」と開幕ローテ入り をかけ、9日阪神戦(宜野座)に登板予定。
C 今川感激。ずっと欲しかった中田バットをもらいフリー打撃で特大段連発。
C 中田、ものもらいを患う。視界が狭いが、普段通りの練習メニューをこなす。
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【感想】
この日は怪我人が出てしまいました。怪我に関しては軽度ですが、無理は禁物ですね。特に、五十幡はルーキーでキャンプでの感覚もわからず少し飛ばしすぎてしまったのんですかね。堀と中田に関しては心配ないでしょう。
怪我だけが一番怖いので、選手はこの先も気を付けてほしいですね。
【1000日計画には期待ですね】
【4日目】
A 栗山監督が第1クールを総括。全体の動きに合格点。しかし、五十幡に関しては、大事をとって、2軍行きが決定した。
A 吉田が打撃投手で野村相手に、27球で安打性は4本。直球のみ6・7割の力で投球に良いフォームで投げられていると手ごたえ。
B 7日の紅白戦に柿木が登板することがわかった。同期の吉田を意識してバリポジティブで行くと、全力アピールを誓った。7日は北浦も登板予定。
B 清宮が望月から4連発。体重移動を変えた新フォームでレフト方向にも長打が増えるなど4年目の覚醒へ日に日に期待は高まる。
C 伊藤が2度目のブルペンで最速145キロ、ネット裏で見ていた近藤からもお墨付きをもらった。
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【感想】
この日から投手が打者相手に投げていた。まだ投手は全力投球禁止令が出ていて、出力が上がっていない状態だったけど、この時期も時期なので、打者は差し込まれていた。
そんな中、一番の評価を得たのは河野。直球も走っていたし、直球の質が良かった。
7日の紅白戦ほんとに楽しみです。
清宮のフォームも変わっていたので早く実戦で見てみたいです。
【杉谷の誕生日を監督自らのサプライズでお祝い】
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以上です。
最後に、けが人情報を。
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五十幡…左太腿裏の張り
玉井、田中、石川…手術明け
姫野、公文、谷内…トレーナー管理
堀…マメ
中田…ものもらい
斎藤…靭帯損傷保存療法中
田宮…肘痛(フェニックスリーグ中に痛めた)
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それでは、また。
P.S 怪我怖すぎるんで、毎日グラウンドに塩撒いてください。