2021春季キャンプ・第2クール紅白戦&阪神戦振り返り
皆さん、こんにちは。
最近のプロ野球ニュースといえば、日本球界に帰ってきたマー君の話で持ち切りです。
今年の楽天恐怖ですね。強そうです。
一方、平野もオリックスに復帰を発表。今年のパリーグはますます面白くなりそうですね。
山口も巨人復帰の可能性が浮上。MLB復帰勢が日本球界をにぎわす展開になるんでしょうか。
日ハムも負けてられないです。話題面で言えば、一歩劣っていますが、底力を見せてもらいましょう、
それでは、第2クールの様子をどうぞ。
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【2月7日 紅白戦】
まず、この紅白戦、一番の見どころは吉田と河野が1年ぶりの対決をするということ。
昨年の対決では、ともに1回無失点で、ルーキーだった河野は1回を2奪三振を含むパーフェクトに抑えています。
そのほかにも、今川や古川のルーキーにも注目です。
スタメンはこちら。
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【紅組スタメン(サードユニ)】
1 松本剛 中
2 石井一成 二
3 谷口雄也 右
4 樋口龍之介 三
5 高濱祐仁 一
6 海老原一佳 左
7 清水優心 捕
8 上野響平 遊
9 古川裕大 DH→捕
P 吉田輝星(2回)-北浦竜次(2回)-長谷川凌汰(1回)
【白組スタメン(ホームユニ)】
1 淺間大基 中
2 平沼翔太 遊
3 野村佑希 三
4 渡邉諒 二
5 今川優馬 左
6 宇佐見真吾 捕
7 今井順之助一
8 片岡奨人 右
9 石川亮 DH→捕
P 河野竜生(2回)-望月大希(2回)-柿木蓮(1回)
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投手で良かったのは、吉田、河野でしょうか。
吉田は、自己採点こそ50点と辛めでしたが、直球も低めに制球され、変化球で2奪三振。吉田は、高めに抜ける直球が個人的にはずっと気になっていたのですが、去年から少しづつ少なくなっています。
この日も、高めに抜ける直球も何球かありましたが、とてもよくなっていると思います。高めは別に悪い球ではないですが、狙って高めに投げられるようにしてほしいです。意図して高めに行く球と抜けて高めに行く球では、球の強さも違いますし。
河野は、最速145キロで2回無失点。吉田同様、低めの直球に力がありましたし、ドロンとした100キロ台のカーブで三振を奪う姿も。
河野の場合は、左打者を抑えられるが、右打者を抑えられないシーンが目立つので、今年は右打者を抑えられる球を見つけてほしいです。
いずれにしても、二人とも上々の実戦登板だったと思います。
そのほかだと、北浦が149キロを計測。昨年、イースタンの最優秀防御率を記録し、期待がかかる今年。奪三振率改善に期待がかかるため、直球の球速が出ていることは朗報ですね。あとは信頼できる変化球があるかどうかです。
【河野の投球には栗山監督も目を細めていた】
一方、野手は、今井、樋口が良かったです。
今井は毎年、2軍でのOPSを上げていますし、5年目の今年、活躍が期待される一人ですが、この日は1安打1四球とアピールに成功。
フォームは完全に近藤をリスペクトしたようなフォームに。打撃練習でもミスショットすることが少なく、今年は期待できると思います。長打はほぼないですが。そこも含めて近藤タイプを目指しているのでしょうか。
今井の場合は、あとは守備位置の問題ですね。果たして、一塁で勝負できるか。
樋口も去年、支配下になり勝負の一年になりますが、この試合でのアピールに成功。
1打席目は、好捕に阻まれるもライトフェンスまで運ぶと、2打席目も直球をしっかりと強振し、センター前。
しっかりと振れている印象でした。
今、野村が大注目されていますが、サード・樋口がそれを脅かしていってほしいです。
そのほかには、今川が初打席初球に右中間突破する2塁打。みんなの希望野村もヒットを放つなど、アピールしていました。
【樋口の大飛球を片岡が好捕】
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【2月9日 阪神戦】
この日は初めての対外試合・阪神戦です。
結果から言うと、投手陣の不調もあり8-5で敗戦。阪神のドラ1ルーキー・佐藤輝明に一発を含め、猛打賞を献上するなど、悔しい結果に。
結果は以下のとおり。
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[投手成績]
西村 2回2安打1四球1失点
生田目 2回1安打1奪三振2四球1失点
鈴木健 1回4安打1奪三振1被本塁打3失点
立野 2回3安打1奪三振1四球3失点[自責点2]
福田 1回2奪三振2四球無失点
[打者成績]
松本 2打数無安打1打点1四球1三振1犠飛
宮田 1打数無安打
平沼 3打数2安打1三振2四球 失策1
淺間 4打数2安打
野村 3打数2安打[1二塁打,1三塁打]2打点
今井 1打数無安打
樋口 4打数1安打1打点1三振
今川 3打数無安打1三振1併殺打
宇佐見 1打数無安打 盗塁刺1
古川 3打数無安打1四球
清水 2打数無安打1三振 盗塁刺1
万波 2打数1安打[二塁打]1三振
石井 3打数無安打
杉谷 1打数無安打
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冒頭で言ったとおり、この日投手陣は、あまりよくなく、登板した5投手全員が失点。
その中でも、良い事柄を挙げるとすれば、立野の球速が上がっていたこと。
立野は、昨季、フェニックスリーグでも好投を続けていましたが、ひと冬越えて進化を感じられました。伸びしろ的には、同期河野よりもあると感じるため、まだまだ進化の途中ということで、大きく育ってほしいです。
西村は、今年先発に専念するとして臨むシーズン。意気込みすぎて空回りしないようにしてほしいです。
一方、野手は、平沼、淺間、野村が複数安打をマーク。
野村はほんとに安定していますね。ライトフェンス直撃の当たりで三塁を陥れるなど、走塁のセンスも感じられるシーンも。これからも打ち続けてほしいです。
浅間もオフに研究を重ねたというバットを寝かせた新フォームで、2安打。
バットがスムーズに出すことのできるフォームということだ。結果を出し続けるしかないと思うので、これからの実戦も注視していきたい。
平沼も2安打するも、勝ち越しにつながる失策をしてしまうなど、課題も浮き彫り。
守備はシーズン中に立て直すのが厳しいので今の時間を本当に大切にしてほしいです。
【この経験を糧に】
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以上です。
11日の阪神戦、今日の紅白戦と2試合連続で雨天中止。
こればっかりはしょうがないですが、実戦をどんどん積んでほしいだけに、少し残念でしたが、怪我してもいけないですし、腰を据えて、臨んでいきましょう。
それでは、また。
P.S 清宮選手の実戦復帰が待ち遠しいです、、、。