有原王國’s

日ハムを応援するブログ。来たれ、日本ハム黄金時代!

ちょっとここらで鎌ケ谷をのぞいてみよう~2021年 5月~

 

皆さん、こんにちは。

 

交流戦も終盤戦ですが、日ハムは現在、7試合を残して、5勝6敗の7位タイ。

交流戦防御率が3位と相変わらず先発陣が奮闘してくれています。

5割が見えてきているだけに、ここは踏ん張って、借金を作らずに乗り切っていきたいです。

 

今回は、5月の戦いを終えた2軍の選手たちの成績を振り返っていこうと思います。

 

それでは、どうぞ。

 

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【チーム成績】

2軍の鎌ケ谷では、1軍帯同選手たちがコロナになった影響をもろに受け、1軍に選手が緊急昇格した影響で、チーム編成が困難になるなど多くの試合が中止になりました。

昇格した選手にとっては良い経験になりましたが、そんなこんなで5月は11試合の消化にとどまり、3勝6敗2分という成績でした。

 

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3つあった貯金はなくなり、17勝17敗4分の勝率5割に。首位とのゲーム差は、千葉ロッテの失速もあり、ほぼ変わらずの5.5ゲーム差で3位です。

 

 

【野手成績】 

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3・4月と5月の野手成績を載せています。5月の表については、3・4月からOPSを上昇させた選手を‘‘赤‘‘、下降させた選手を‘‘青‘‘で表示しています。

五十幡、杉谷、髙濱が一軍に昇格していますので、表から削除して、松本、谷口、宇佐見を加えました。

 

OPSを上昇させた選手は5人いますが、全体的には低調気味で、絶好調な選手はいませんでした。下げ幅など見てもどちらかというと、下降させた選手が目につきます。

 

そんななか気を吐いたのは松本と万波。

松本は4月中旬以降に2軍に降格し、それ以降、コンスタントに試合に出続けています。表に掲載した松本や谷口、宇佐見などは2軍レベルの選手ではないだけに、2軍での活躍を取り上げるのは悲しい感じもありますが、2軍でも活躍するに越したことはないので書いてみました。

主に、2番や3番に座り、単打や四球でチャンスメークしていました。1軍の外野の層が厚いだけに、今後どのような活躍で1軍をうかがっていくのか。若手もそれを見ていってほしいです。

 

万波も打率こそ微減ですが、OPSは1越えをキープ。毎日のように長打を放つなど、持ち味は存分に出しています。1軍でも初ヒット放つなど、確かな足跡を残しましたが、無念の降格。自身の課題は150キロを超える直球をとらえることとし、今後、その課題に取り組むようです。現状、五十幡や王の活躍もあり、一軍外野の層が厚く、昇格してもベンチに座っていることが多いと思うので、今年は2軍で出続け、課題を克服し、来年以降、一気にレギュラーを取りにいくスタンスでいいのかなと。

課題を解決し、副産物としてイースタンリーグでの本塁打王打点王に輝けば大したものです。

 

あと素晴らしいのは捕手としての梅林。打撃でも順調に成績を伸ばしていますが、守備の面でもバスボールは0でワイルドピッチもわずか2個。リーグを見ても光っている数字でした。

 

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加えて、3.4月順調に重ねていた盗塁数は、5月に入り、一気に失速。リーグ4位になりました。コロナで試合数減少、細川の怪我、五十幡の昇格など要因は多々ありますが、残った選手たちも走れる選手が多いのでどんどん走ってもらいたいです。

 

 

【投手成績】 

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一方、投手陣は明るい話題も多めかと思います。

防御率だけでは幾分掴めない点もありますが、先月から防御率を良化した選手を‘‘赤‘‘で表示しました。

 

先発では生田目、立野が調子の良さをキープ。立野は連敗を喫し、2.36から3.11となりましたが、11回を投げて15奪三振を奪うなど、内容としては良かったです。

生田目も1敗を喫していますが、ゴロ打たせて取る粘り強い投球で安定感を誇っています。しかし、一軍でも同じ投球ができるのかといわれると疑問符でした。その結果が先に立野が一軍での先発登板を掴んだことにあらわれているのかと。

後は、一軍昇格もあったため、5月は登板機会がありませんでしたが、望月も先発の柱となっています。

 

ほかの先発候補では吉田にも期待がかかります。しかし、今はコーチ主導の下、初回は直球しか投げてはいけない指令を受け、奮闘中。最大の武器である直球のキレをレベルアップさせるようです。一軍での登板はまだ先になりそうです。

 

一方、中継ぎ陣は1軍の中継ぎ陣が厳しいだけに、安定している秋吉や復帰後無失点の公文、コロナ明けの井口らの昇格はありそう。

 

あと明るい話題としては、新戦力と怪我からの復帰組。

新戦力としては、高卒1年目の根本が快投を披露。最初はリリーフで1イニングでしたが、5月16日に初先発で2イニングを4奪三振

球速以上のキレのある直球と横滑りというよりはキレるイメージのスライダーなど質の良い変化球を投げていました。今年、2軍で体を作りつつ、登板機会を増やしていけばすぐにでも1軍で使える素材だなと感じました。

育成1年目の松本(遼)も早速、自己最速を更新するなど、素材型の大型右腕としてこれから楽しみな存在です。

 

怪我からの復帰組では田中がようやく戻ってきました。直球の球速は146キロほどとまだ怪我前の数字とまではいきませんが、徐々に長い回を投げ始めているのでこれから観察していきたいです。

あとは上原も復帰しました。どんな怪我をしていたかはわかりませんが、復帰後自慢の速球が150を超えるなど、球速自体に陰りはありませんでした。

まだまだ怪我明けということで、一歩踏み出した程度ですが、二人とも帰ってきたのは朗報ですね。

 

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       【中田の久しぶりの実戦復帰に鎌ケ谷は沸きました。】

 

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以上です。

 

6月はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。1軍の試合を見つつ、2軍の試合も気にかけていきたいと思います。

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

P.S 噂していたら2年ぶりに満塁ホームランが出ましたね。次の満塁ホームランは、また来年の交流戦でしょうか。

 

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