有原王國’s

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先発ローテ争いの行方

 

 皆さん、こんにちは。

 

 オープン戦も終わりを迎え、いよいよ開幕一週間前です。

 例年、春季キャンプを通じて、若手が多く起用されるオープン戦ですが、今年は外国人の入国が遅れており、有原もメジャー挑戦するなど、特に、若手投手陣にとっては、これまでにないくらいチャンスが与えられてきています。

 

 そんな中、横尾とのトレードで加入した池田や、先日支配下された長谷川が好投するなど、楽しみが増えてきています。

 今回は、一時はどうなるかと思われた、先発ローテ争いについて書いていきたいと思います。

 

 それでは、どうぞ。

 

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 【14日、広島とのオープン戦で7回無失点とアピール #17 伊藤 大海 】

 

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 去年、先発として登板していた投手たちが抜けたため、今年は、先発ローテが大きく変わることが見込まれる。

 有原は、メジャー移籍。杉浦は、抑え挑戦。マルティネスは、退団。さらに、外国人投手(B.ロドリゲス、アーリン、バーへイゲン)が入国できていないため、開幕ローテに間に合わない。

 

 ローテは上沢以外が白紙という状態で、オープン戦を戦った。

 

 そんな中、まず初めに開幕ローテ当確ランプを灯したのは昨年、ドラフト一位で入団した伊藤だった。

 敵地・広島で7回無失点7奪三振の力投。その日前までの投球では、練習試合ということもあって課題を見つけることに焦点を当てていたのは理解していたが、無失点で切り抜けることはなく、不安に思っていたファンも多かったと思う。しかし、この日は、無失点で抑えることを念頭に置いて挑み、しっかり無失点。

 本当に、マウンドの立ち姿が一年目に見えない。自分をコントロールしていることに長けている。この日、しっかりと結果を残し、栗山監督の構想に入った。

 

 次に当確ランプを灯したのは、池田。

 敵地・名古屋で中日相手に、5回無失点。打たせて取る投球を基本としているが、150キロに迫る直球も持ち合わせる。特に、左打者の内角をえぐってストライクゾーンに入ってくる球がとても良い。ツーシームが思った以上に動いている印象。

 本人曰く、とても緊張するタイプで、移籍後、初登板の前は、吐きそうになるくらいだったという。

 開幕カード2戦目、敵地&古巣の楽天相手、さらに相手投手は日本球界に復帰した田中。大注目の一戦に投げることが濃厚なので、緊張しつつも、最高のパフォーマンスを見せてほしい。

 

 ここまで、ローテ確定は3人。

 開幕直後は、5戦のみしかないため、とりあえず、5人そろえればよいことになる。

 

 残り、二人として濃厚なのは、河野、加藤である。

 河野は、キャンプからずっと好調を維持していたが、9日のDeNA戦で大炎上。連続で炎上すると、ローテ争いから離脱しかねない状況だったが、次戦のロッテ戦では、6回を1失点としっかり修正に成功。シーズンでも好投を期待したい内容となった。

 一年目の経験を生かして、一年間走りぬいてほしい。

 

 加藤も今日の中日戦で、8回途中を無失点と抜群の投球。ほかの日ハム投手陣にはないテンポの良さが加藤の持ち味である。加藤の課題である3巡目以降もしっかりと抑え、ローテ入り濃厚と考えてよさそうだ。

 

 この状況を考えると、開幕後の楽天3連戦、西武2連戦は、上沢ー池田ー加藤ー河野ー伊藤で行くと予想する。

 

 その後は6連戦に入っていくわけだが、その1枠は、現状、金子・西村・吉田・北浦で争う格好となりそう。

 

 現状では、金子、吉田(花粉症が心配)が有利な感じがするが、明日、最後のオープン戦、先発は北浦。アピール次第では、一発当確もあり得る。

 北浦自身、変化球の質もよくなり、直球も152キロを計測するなど球速も戻り、状態は上向きなだけに期待したい。

 

 本来は、しっかりと働いてほしい、去年、プチ覚醒をした上原はコンディション不良で出遅れ。上原には、今後の活躍に期待したい。

 

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 【19日、中日とのオープン戦で5回無失点とアピール #52 池田 隆英】

 

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 ここまで、先発争いを見てきましたが、小川獲得失敗に終わり、春季キャンプが始まる前の、今年の先発ローテどうなるんだ状態よりかは、少し期待できる状態になってきたのかななんて思っています。考えが甘いのは百も承知ですが。

 

 少なくとも、伊藤や吉田、河野、北浦など若手数人がローテに入りながらシーズンが進んでいくことは確実だと思います。

 

 もちろん、優勝を目指して戦ってほしいですが、彼らにとって糧となり、数年後、大黒柱へと成長してもらえれば良いと思います。

 

 それでは、また。

 

 

 

 

P.S 今年も順位予想の季節になりましたね。