有原王國’s

日ハムを応援するブログ。来たれ、日本ハム黄金時代!

祝・優勝👑 2020フェニックスリーグを振り返る

 

皆さん、こんにちは。

 

ストーブリーグに本格的に突入してきましたが、日ハムにも本日、ビッグニュースが舞い込んできましたね。

 

ご存じの通り、ヤクルト・小川の獲得調査です。昨日が、FA宣言期日ということで、悩みに悩み抜いた末に、小川は4年7.5億の提示を断り、FA権行使を選択した矢先のことでした。

 

日ハムのFA獲得は、稲葉、鶴岡のみと非常に少ないので異例のことですね。

獲得できる、できないの前に、補強するというフロントの意志が確認できたのでそこだけでもうれしいです。

 

状況を見守りつつ、小川はBランクということで人的補償も発生しますので、近いうちにプロテクトリストなどについて記事で書いていければと思います。

 

今回は、先週、4年ぶりに優勝を果たしたフェニックスリーグについてたっぷり振り返っていければと思います。

 

それでは、どうぞ。

 

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まずは、本当にフェニックスリーグ優勝おめでとうございます。

 

ただの、育成の一環の短期リーグで優勝しただけだと思う方もいると思いますが、近年、鎌ケ谷軍は、毎年最下位争いで負けが混んでいます。

 

これから日ハムの主力を担う若手に勝ちグセをつけるという意味でもこの優勝はとても価値のあるものだと思っています。

 

なので、最終戦もハラハラしつつ速報を追っていました。

カープを振り切っての見事な逆転優勝でした。選手たちもうれしそうでしたね。

 

それでは、まず順位表を見ていきましょう。

 

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11勝4敗3分け勝率.733と強さを見せつけました。得点及び失点も1位と文句なしの優勝です。

広島も好調を維持しており、残り6試合で2.5ゲーム差をつけられていましたが、その6試合は3勝3分けと負けなし。広島の負けも続き、逆転しました。

 

優勝と最高の幕切れとなりましたが、もちろん選手個人成績など内容の面も重要なので、そちらを詳しく見ていきたいと思います。

 

優勝したので、いい面がもちろん多いですけど、悪い面にも目を向けていければと。

 

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【個人成績(投手)】

 

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チームの防御率が2.19ということで、各選手の成績も非常に素晴らしいです。

立野や福田は防御率0.00です。

 

投手陣を引っ張ていたのは、間違いなくルーキーの望月。

個人的に望月は、リリーフ向きなのかと思っていましたが、フェニックスリーグでは、4試合に先発し、防御率0.87と抜群の安定感を見せました。

高いリリースから見分けのつきにくい直球とフォーク、目線を変えるカーブで翻弄していました。

 

同じくルーキーの立野も快投。5試合中4試合は中継ぎでしたが、最後の登板で先発すると5回7Kのパーフェクト。5者連続三振は圧巻でした。

即戦力の評価だったということで今日の契約更改で100万ダウン提示を受けましたが、河野、鈴木(健)含め、去年の社会人ルーキーは高卒社会人なのでこれからまだまだ伸びていくと思います。来季に期待ですね。

 

中継ぎ陣も絶好調、今年1軍で確かな手ごたえをつかみつつある福田がしっかりと結果を残せば、支配下を目指す長谷川もセーブシチュエーションで好投。

長谷川は日ハムには数少ない、速球派のリリーフタイプですし、この結果を受けてすぐ支配下になると思われます。

小川獲得した際のプロテクトから除外するために、支配下になるとしてもそのあとだとは思いますが。

 

あとうれしかったことにフォームを作り直している、大阪桐蔭の柿木、高山コンビにある程度、復活の目処が立ってきているような気がします。

高山は、ぎっこんばったんして130キロがようやくだったひどいフォームが、ようやくスムーズになってきており、球速も146キロまで戻してきました。

4イニングスを任される試合もあるなど、少しづつですが、前進しています。

柿木も予定イニングを投げられず涙する試合もありましたが、その後はしっかりと抑えていました。見守っていきましょう。

 

生田目は、打たせて取るタイプの投手で決して数字も悪くないですけど、さすがに、三振の数が少ないかなと、、、これでは、1軍では捕まってしまう気がします。

やはり、これだという武器が一つ欲しいですね。

 

心配なのは西村です。先発で好調を維持していましたが、24日の試合で打球を膝に受け降板。怪我の多い選手だけに非常に心配です。

 

投手はこんな感じですかね。

吉田や北浦、河野にはもっともっと上を目指してほしいです。

 

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【個人成績(打者)】

 

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前半は非常に打線が好調でしたが、後半は失速して投手力で何とか勝つという試合が続いていました。前半9試合で総得点の72%にあたる67点を取りましたが、後半9試合では26点しか取れませんでした。

 

基本的にクリーンアップは清宮、野村、万波で形成(海老原や樋口が入る時もありましたが)。

 

野村はやはり別格。ただの単打だけではなく右へ左へ長打を飛ばし、6試合連続二塁打も記録しました。長打率は驚異の.588を記録、四死球がわからない試合があるので出塁率は出せませんが、OPSも凄いと思います。

 

後は、本当に守備だけです。フェニックスリーグでも集計した限り、最低でも、5つのエラーを犯しているので、鍛錬が必要です。もともと投手をやっていたので、スローイングは安定しているので捕球ですね。

 

一方、同じく主軸を形成した、万波、清宮は自分の課題に取り組んでいたという感じ。

万波は、4三振を記録する試合もあるなど、三振率の高さは変わらず。

でも今は長所を存分に伸ばしていく時期だと思っています。

清宮も小笠原コーチ指導の下、理想的なスイングを追い求めていました。

 

海老原や今井も高打率をマークしていましたが、それよりも郡が目立っていました。

リードオフマンとしてスタメンに起用される試合も多く、先頭打者アーチも懸けるなど、持ち味のパンチ力を披露する場面も多くあるなど、一皮むけた感じがありました。

ハッスルプレーでチームを盛り上げる姿勢も◎

 

海老原はレフトしか守れない守備、今井は長打を増やしていくことが更なる飛躍につながりそうです。

 

一方、残念なことに投手同様、打者陣にも怪我人が出てしまいました。

宮田は、初戦の初打席で膝のお皿に投球を受け離脱。途中で復帰しましたが、その影響もあってか、シーズン終盤のような活躍はできませんでした。

田宮も右肘に違和感を訴え、鎌ケ谷に戻り、代わりに石川が合流しました。

 

一割台の選手も目立つなど、投手陣とは違い、明暗が分かれたような気がしますが、一喜一憂せず冬場のトレーニングを怠らず、来季につなげてほしいですね。

 

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以上です。

 

雨天のため7回コールドで終了した試合はありましたが、雨天中止になる試合もなく、試合はもちろん、試合後の練習も十二分にでき、本当に良いフェニックスリーグになったと思います。

 

この経験を糧に来年の一軍の舞台で力を発揮してくれる選手が一人でも多く出てくれればよいと思います。

 

それでは、また。

 

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P.S. 新入団選手のセレモニーが近づいていますね。伊藤大海の背番号は何番でしょうか。

 

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