有原王國’s

日ハムを応援するブログ。来たれ、日本ハム黄金時代!

今年の日ハムに足りなかったものは何か…(後編)

 

皆さん、こんにちは。

 

日本シリーズも終わり、野球ファンにとっては退屈な時期がやってきました。

 

今年は、終わる時期も遅かったということで、オフが短めですが、選手にとっては、来季への戦いがスタートしており、自分を見つめなおしたり、体を作るこの期間がとても大事な時期だと思うので、大切に使ってほしいですね。

 

オフとはいえ、契約更改やストーブリーグでの補強にも目が離せませんね。

随時、当ブログでも情報を発信していければと思います。

 

今回は、前回の続きということで、今年の日ハムの戦いぶりについて書いていきたいと思います。

 

それでは、どうぞ。

 

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   【新球場で躍動するハム戦士の姿を見るのが今から待ちきれませんね。】

 

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前回洗い出した今年の日ハムの4つ課題。今回は後半の2つについて見ていきましょう。

 

 

【③ 走者を返せぬ長打力不足】

 

日ハムに長打を打てる選手が少ないというのは、日ハムファンなら誰もが抱く感想です。

今年も、「残塁が多い」「長打がないから、ヒット3本でやっと1点だ」のような感想が多く聞こえてきているように感じます。

 

データ上で見ても、残塁数は「889」で12球団中、ワースト2位。トップのソフトバンクは「801」ですのでその差は歴然。攻撃回数が日ハムとソフトバンクとでは、8回日ハムのほうが多いというのはありますが、それでもこの差は大きいです。

 

実際はこんなに単純ではないですけど、この差の分だけ走者をホームに向かい入れていると考えると差が伝わります。

 

それもそのはず、出塁率は「.330」でパリーグ2位ですが、長打率は「.364」でワースト2位。西川や近藤、渡邉といった高出塁率をマークする選手が控えている日ハムですが、長打で走者を一掃する打者が控えていないため、なんせ残塁が多いわけです。

 

先週の外国人枠を生かせていないという話にもつながってきますが、やはり一発長打のある助っ人がほんとに欲しいです。いっそのこと打率は全く気にしないんで30本打てる選手を連れてきてほしい。切実に。

 

日ハムの野球はスモールベースボール。盗塁や小技で得点し、投手力で逃げ切る。この野球が全然嫌いではないんですが、それを加味しても、ホームランバッター、もう一人はほしいという感想です。

 

来年は、高出塁率をマークしていた不動のリードオフマン・西川もいなくなることが濃厚で、得点力不足に拍車がかからないためにも、長打を打てる選手が欲しいです。

 

清宮選手がその役割を担ってもいいんですよ…。

 

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【④ 脆弱なリリーフ陣】

 

最後は、リリーフのことについて。

今年は、抑えの秋吉の不調や、石川直也のトミージョン手術による離脱により、抑えが不在という期間が続きました。そのほかにも、公文の不調やロドリゲスの怪我などが重なり、終盤での逆転負けなど痛い敗戦が多くありました。

 

コロナ禍という特殊な環境でスタートした2020年、先発の調整が難しい中で、シーズン序盤は先発が過保護なまでに4回や5回で降り、すぐ中継ぎが出てくるという状況が続きました。(先発が打ち込まれて試合を壊さないようにすぐ降りていた試合もあったというのは内緒です。)

 

ariharaokoku.hatenablog.com

 

そのような影響もあり、シーズンも序盤も序盤で中継ぎ陣に負荷がかかっていたのかもしれないです。シーズン戦い抜いた玉井、宮西、堀には頭が下がります。

 

しかし、今の中継ぎ陣を見ていると正直、駒不足感は否めません。

来シーズンも石川直也はいませんし、秋吉や公文の復活が約束されたわけではありません。

これでは、勝ちパターン形成に途方に暮れそうです。

 

北海道の朝の情報ラジオに週一で出演している、日ハム統括本部副部長の岩本賢一さんが毎週日ハムの有益な情報をくれます。その一幕で、来シーズンの抑えは、堀、杉浦、ロドリゲスが候補と言っていました。

 

ぜひとも宮西が抑えをやるという状況だけは避けてほしいものです。ホールドの記録を更新し続けるという意味でも。

 

あとは、シーズン始まる前から言ってはいましたが、速球派のリリーフが極端にいないので、ソフトバンクの戦力外になった松田遼馬でも獲得してほしいです。2軍でもよい数字を残していますし、まだ26歳と若いので。日ハムのリリーフ陣なら間違いなく食い込めます。

新外国人投手はおそらく先発候補だと思う(先発も有原と杉浦がいなくなったら大変なので納得です。)ので、なおさらです。

 

あとは、フェニックスリーグでも好調な長谷川の支配下などで、速球派リリーフを補充するのも一つの手でしょうか。

 

抑えに関しては、シーズン最終盤でお試ししていた杉浦を来季も継続していきそうな感じがしますが、いずれにしても、バチっとハマる抑えや勝ちパターンが出来上がることを待ち望んでいます。

 

先発は大丈夫ですか?と質問されれば、何も言い返せる自信はないですが、先発はまだ期待の若手が結構いるのでそこは目を瞑り、今回は、リリーフ陣について書いてみた所存です。

 

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以上です。

 

2週にわたって少し厳しい意見も含め、日ハムの課題を書いてきました。

もちろん、課題もあれば収穫もあったということを忘れずに、あまりネガティブになりすぎず、来季も楽しく野球を観ていければと思います。

 

それでは、また。

 

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P.S フェニックスリーグ今日勝てば、文句なしの優勝です。応援しましょう。