ちょっとここらで鎌ケ谷をのぞいてみよう~2020年 vol.5~
皆さん、こんにちは。
戦力外が発表されました。白村選手と黒羽根選手です。
この2選手では終わらないと思うので、これからも第2弾の発表があると思われます。
白村選手は打者転向後2年での戦力外となりましたが、本人の意向みたいですね。日ハムだからこそ、投手と野手の両方を経験することができたと述べていましたが、打者としての活躍の可能性が自分で見えなくなってしまったのかもしれないですね。
黒羽根選手は現役続行を希望ということでした。
いずれにしても2選手にお疲れさまでした。と言いたいです。
今回は、一足早く、2軍のイースタンリーグ全日程終了ということで、鎌ケ谷陣の成績を振り返っていきたいと思います。
それでは、どうぞ。
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最終の順位表がこちら。
日ハムは西武と並んで最下位に沈みました。これで3年連続最下位です。
首位は楽天になり、昨日のソフトバンクとのファーム日本一決定戦でも勝利を収め、楽天が初の日本一に輝きました。
日ハムは今、一軍でチャンスをもらっている吉田(輝)が最多奪三振(60K)、北浦が最優秀防御率(1.74)のタイトルをそれぞれ獲得しました。
日ハムは終盤、一軍で期待の若手を多く、使っていたため、2軍の戦力も頼りない感じになっていますが、各選手の、成績を振り返っていきましょう。
【打者陣】
依然として、宮田が好調を維持。
シーズン序盤は9番でしたが、ここ最近は、1番でスタメン起用が続き、打席数も一気に増えました。その中でも、高い打率を維持し、内野安打で出塁し、盗塁も決めるなどアピールを続けていました。
盗塁死が6つと少し多めですが、それはここからでしょう。チーム最多の盗塁と、最終盤の好調は評価に値しますね。支配化されて3年芽が出なかったら辞めるという気概も好きです。
フェニックスリーグ初戦を迎えた今日、1番スタメンでしたが、第一打席に膝のお皿に死球を受け、立ち上がれず、交代。非常に心配です…。
高濱は支配下されて、また2軍に戻ってきて結構立ちますが、めげずにアピールを続け、安定した成績を残しています。来年は、一軍の舞台で、ユーティリティ性を発揮して杉谷的ポジションを確立してほしいです。
正直、そのほかは一割台の選手が多く、この選手は良かったといえる選手がいないのが悲しいところですが、去年よりも成績を良化させている選手もいるので来年の飛躍に期待したいです。
石井や横尾が2軍で割とボロボロなので、そこは何とかしてほしいです。気持ちが切れていないかだけ心配です。
【投手陣】
投手陣は、北浦や吉田、望月など2軍で状態の良さをアピールしていた選手が1軍へと昇格していきました。
柿木が久々に実戦のマウンドに戻ってきました。
フォームを大幅に変更し、戻ってきましたが、正直ぎこちなさは否めません。
そして、短期間で再度、フォームを変更して、戻るなど、計6試合投げて、7回を被安打2四球1の無失点。
結果はついてきていますが、140キロにも満たない直球ではさすがに物足りません。
新フォームを体にしみこませるという作業をこのオフにしっかりと行い、スピードも上がってくればよいと思います。
同世代も出てきつつありますが、柿木は柿木で焦らず、じっくりと成長してほしいです。
そのほかでは、W鈴木が、防御率は3点台後半ながらも、イニング数を超える、奪三振をマークするなど、まずまずといったところです。
W鈴木に長谷川を加えた、このあたりが、1軍の中継ぎ陣に加わっていくことができると中継ぎの層も厚くなると思っています。
1軍の中継ぎはほんとに今年苦しい状況だったので、彼らが入り込む余地も十二分にあるので自覚をもって取り組んでほしいですね。
以上です。
今日から、フェニックスリーグも始まっていますので、アピールの場はまだまだあります。
第二次戦力外通告も日ハムの場合は控えていると思うのでなおさらこの選手たちには頑張ってもらいたいところです。
また1か月後、フェニックスリーグが終わったあたりに、総括などでアピールに成功した選手たちを取り上げることができればと思います。
それでは、また。
P.S 中田の3度目の打点王が確定しました。おめでとうございます。
欲を言えば、明日の最終戦でホームランを打って、ホームラン王も見たいところですが、相手先発はM・石川です。果たして…。