日ハム、背番号のお話。
皆さん、こんにちは。
早速ですが、今回は背番号について書いていきたいと思います。
昨年、12月にこんなニュースがあったのは皆さんの記憶にも新しいと思います。
王の背番号が、昨年で引退となった田中賢介の「3」に変更されるというニュースです。
個人的には、渡邉あたりになるのかと思っていたので驚きました。
あとから、田中賢介がこれで(この背番号で)王の本当の実力が発揮できるならということで直々に譲ったことを知って納得しましたが。
球団的には、中島に3を打診して、断られなかった場合に王の99を、中島がつけていた9にしようとしていたんでしょうね。
実際は、中島に断られましたけど。
王がそもそも99になった経緯としては、9月9日生まれで、台湾時代も9をつけていたことから。
しかし、中島がつけていたので9を重ねた99にという感じ。
来季に向けて99を変更しようとしたのは、日ハムが運用するBOSシステムで99という番号が想定外で、便宜上、変更したかったのかなあなんて勝手に考えていました。
ぜひ、「3」が似合う活躍をしてほしいですね。
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ほかの番号にも目を向けていきましょう。
〈41〉 稲葉篤紀(2006~2014)→ B.ロドリゲス(2018~)
41は今、侍ジャパンの稲葉監督が日ハム現役時代につけていた背番号。
稲葉が引退した後は、2018年からロドリゲスがつけています。
2015.16.17年は誰もつけていなかっただけにこのままいくかと思いましたが18年から新外国人のロドリゲスに。
ロドリゲスがつける前は、中田などもイベントで
「稲葉さん以外が41をつけたら蹴飛ばす」
など冗談ではあるものの、そんな発言を残していただけに、ロドリゲスに決まった時は、
「どこの馬の骨かもわからないやつに41番を渡した。」や「41を返して」
などネットも騒がしくなりました(笑)
球団的にも最初はためらったんだとは思いますが、番号もないしやむを得ずだったんでしょうね。
永久欠番を多く使う球団ではないですし、稲葉も功労者に間違いありませんが生え抜き選手ではないですし。
そんなこともありましたが、今では、頼もしく成長しつつあるロドリゲス投手を応援しましょう。
〈69〉 佐藤正尭(2015)
この69という番号は彼がつけていた2015年からもう5年使われていません。
彼は、2014年にドラフト9位で指名された愛知京成高校出身の捕手です。高校でも40本ホームランを打っていたセンスある選手でしたが、高卒1年目に戦力外通告を受けました。
高卒1年目の選手が切られるのは、ほぼ人間性に問題があったということ。
彼は、中嶋コーチの前を挨拶もなしに素通りしたり、ミスター赤ヘルこと山本浩二さんが大事な話をしているときに大きく口を開けて爆睡していた、など人間性に問題があることがうかがえます。
引退した後も、暴行容疑で逮捕されるなど素行の悪さは変わらず…
そんなこんなで、印象の悪くなってしまった「69」という背番号。
佐藤選手が引退後は、この番号をつける人はいません。もちろん、球団側が避けているのだと思いますが。
まあ、背番号の数字はただの数字ではなく歴史のあるものや、縁起があってその番号を好きでつけるなどこだわる要素のあるものなので、そういった配慮は大切だと思います。
背番号はただ背中についている番号ではないので…
〈26〉 糸井嘉男(2004~2010)→ 西川遥輝(2011~2014)→
淺間大基(2015~)
反対に慕われる背番号もあります。「26」は日ハムの出世番号といっていいと思います。野手転向に成功した糸井、北のスピードスター西川、ともに主力の外野レギュラーに育ちました。
そして、2015年から「26」を渡されたのが淺間です。高卒1年目から1軍の投手に対応するなど、安打を放つシーンも目立ちましたがそれ以降は腰の怪我などにより低迷。
去年も、サードという慣れないポジションで開幕スタメンを勝ち取るも不発。
清宮同様、けがのないシーズンを送ってほしい選手の一人です。
この出世番号を球団から渡されたので、個人的には外野で勝負してほしいです。
西川選手もいなくなるかもしれないだけに、頼もしく成長してまた新たな若手外野有望株に渡してほしいです。
こんな感じで普段、あまり深追いしない背番号もいろいろ見ていくと新たな発見があるかもしれません。
ぜひみなさんも背番号に注目してみてください。
それでは、また。
P.S. 王の「99」が特殊と思っていたけど、實松「90」だったね。