クローズアップ☆ファイターズ 清宮幸太郎編
今回は、クローズアップ☆ファイターズ企画の2回目として特集するのはこの人。
そう、清宮幸太郎選手です。
清宮選手の1,2年目を振り返りつつ、今後の成績についての予想などもしつつ、どんな選手になるかなど、彼の完成形についても探っていければと。
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〈1年目〉
2017年ドラフトで7球団競合を見事に制した日ハムに入団した清宮幸太郎。
ファンフェスなどで将来的なメジャーへの挑戦の夢や、シーズン60本塁打の目標を語るなど、多くの期待を集め、迎えた清宮幸太郎、1年目の成績がこちら。
言わずもがな1年目から、7本塁打は立派です。
しかも、限局性腹膜炎で出遅れたにもかかわらず、復帰後すぐに2軍で結果を出し、5月に初本塁打や新人デビュー連続試合安打記録を樹立するなど、7球団競合の片鱗を見せたのはさすがでした。
課題ももちろんありました。
三振率の高さや得点圏打率が低い点、あとは怪我の多くスぺ体質な面や、守備力の面など。
三振率は.375と高い。初めて見る投手の球に対応しきるとまではいきませんでした。
それでも辛島投手のチェンジアップに2打席目でとらえたり、武田投手の低めのカーブをスタンドに放り込んだり、天性の対応力のようなものは垣間見えました。
あとは、けがの多さが特に目立ちました。3月の限局性腹膜炎から復帰しても7月の右肘痛や、11月の右手首痛に悩まされました。
期待値が高い分、いろいろ言われますが、高卒1年目の野手として素晴らしかった1年目。
2年目は怪我無くいきたいですね、、で迎えた2年目。
〈2年目〉
さあ、迎えた2年目。まず初めに2年目の成績はこちら。
キャンプ中からアピールを続けていましたが、3月のオープン戦で右手有鈎骨を骨折で離脱…
その後は、シーズン中に復帰を果たし、7本塁打と1年目と同じような経路をたどりました。
しかし、1年目よりも多くの打席に立ち、三振率も.300にまで下げました。得点圏打率も.224と打率よりも高くなり、1塁の守備にも多くつきました。
途中からは、4番に座ってある程度の結果を残しました。
清宮の場合は本当に、「怪我さえなければ」 という枕詞の部分。
それが、これから大成するかという大きな部分。
怪我さえなければ間違いないと思うんですけどね…
これまでの怪我歴をまとめてみました。
もともと怪我の多い選手で、小学校には右肩痛、中2で腰を疲労骨折、高1で左手親指骨折&左膝痛、高2で右肩痛といろいろな箇所を痛めてきました。
怪我の多さから獲得を見送ったという球団もあるくらい。
肘と手首の手術をして、この2年で痛めた個所はきれいにしたと思いますが、もともと言われている、スローイングの癖などを直さないとアマチュア時代に痛めていた右肩痛なども再発するかもしれません…
怪我に強い体を作っていってほしいとしか言えません。
最後に、これから怪我をしないという前提で、清宮の完成形はどんな感じになるかという話を。
清宮選手は早稲田高校時代に高校通算111本塁打を打って話題になりましたが、そんな姿をプロでも見てみたいです。
バットに当てるのがうまく反応で打ったようなヒットも多く、本拠地が広い札幌ドームというのもあり、打率のほうが残しそうと思う時もありますが、やっぱり彼の魅力は大きな放物線ですよ。
30本は軽く打って、40本といわず50本くらい打ってほしいです。
打率は得点圏打率さえ残してくれればいいです。山川選手も今年.256と落としましたが得点圏打率は.261で打率よりも良かったのでそのイメージで。
私が描く青写真としては、1年目に2軍で記録した成績を、1軍で残してメジャーに行ってほしいです。
そんな1年目の2軍の成績がこちら。
放った安打39本中17本が本塁打。これくらいの長打力を発揮してメジャーに挑戦してほしいですね。
*得点圏打率は調べきれませんでした。
それでは、また。
P.S. 最近の記事で、日ハム陸上10種競技・右代を異色指名か!?はびっくりしました。