有原王國’s

日ハムを応援するブログ。来たれ、日本ハム黄金時代!

有原王国‘s的日ハム選手名鑑2020 野手編

 

皆さん、こんにちは。

 

オールスター、フレッシュオールスターの中止が決まってしまいましたね。

1年に1度の夢の祭典ですので、非常に残念です。去年、仙台でフレッシュオールスターを生観戦し、楽しさを肌で感じてきただけに、より残念な気持ちです。

 

2年連続選出されながら怪我で出場が叶っていなかった大田選手のオールスター出場がまた潰えてしまいました…

大田選手なら来年、必ずやってくれると信じています。

 

今回は ”日ハムの選手をあまり知らないよという人もこれを見たらすぐわかる” というコンセプトで選手名鑑チックに日ハム選手たちを紹介していきたいと思います。

もう日ハム選手はマスターしてるって方も改めて選手を見るいい機会にしていただけたらと。

 

それでは、どうぞ。

 

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#7  西川 遥輝 

 

”北のスピードスター”の代名詞通り、フィールド内を鮮やかに駆け回る、日ハムが誇る不動のリードオフマン

2020年、新キャプテンに任命され、ついにチームを引っ張る存在になった。

観客から傘を借りて、雨宿りする姿を見せるなど、プレー以外のパフォーマンスにも注目だ。

 

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#5  大田 泰示

 

巨人から日ハムに移籍し、日ハムで開花。

豪快なスイングと、ヘルメットを脱いだ後に見せるサラサラヘアーをかきあげる仕草に注目。

ファンの間では西川を走者に置くときは絶対に西川をホームに返すと有名。

外側のスライダーに手を出すときは不調であり、注意が必要。

 

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#8  近藤 健介

 

右へ左へ打球をはじき返し、毎年、高打率をマークする姿からよくニュースなどでは

”今、4割に一番近い男” と評される。

技術の高さから、後輩などによくアドバイスを求められるようで、オフの自主トレでは多くの後輩を引き連れ、徳之島で近藤塾が開催される。

大田同様、不調時のサインがあり、二ゴロが増えると危ない。

 

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#3  王 柏融

 

台湾の英雄。圧倒的な成績を台湾で残し、万全な状態で来日するも、1年目の昨季は怪我などもあり悔しいシーズンを送った。

台湾時代よりも打球の弾道が上がらずゴロが多かったが、小笠原コーチの指導で豪快なスイングを取り戻しつつある。

正直、あまり上手いように見えない外野守備も、指標としては悪くない数字を残しており、走攻守で2年目の飛躍に期待したい選手。

 

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#21  清宮 幸太郎

 

7球団競合の末に日ハムに入団した未来のスター。大器の片鱗はすでに見せており、あとは一気に開花するのみ。

怪我の多い選手で怪我のないシーズンを送りたい選手の一人であり、怪我さえなければある程度の成績は残せると言われている。

かなりマイペースの持ち主で様々な場面でおちゃめな様子も見せてくれる。

体が柔らかく、1塁守備での180度開脚キャッチにも注目。

 

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#6  中田 翔

 

日ハムの大将といえばこの人。4番に座るが、ホームランを量産するというよりは、打点を多く稼ぐ打者であり、勝負どころでは頼りになる一方、ポップフライや併殺での凡退も多々あり、見る側は忍耐力も必要。

いかつい見た目とは裏腹に優しい一面もあり、SNSには実家に後輩を集めてホームパーティーをする写真がよく投稿される。

影響力のある人柄であり、日ハムの看板選手であることは間違いない。

 

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#23  渡邉 諒

 

ドラフト1位で入団し、期待されながら1軍で成績を残すことがなかなかできなかったが、去年、初めて規定打席に到達し、二桁本塁打も記録するなどようやく開花。

個人的には、自身の登場曲であるGreeeenの”pride”の歌詞が、大器晩成でようやく開花した渡邉にマッチしていて好き。

実は、渡邉の応援歌もこの”pride”の歌詞から引っ張ってきて作られている。

去年、引退したベテラン田中賢介の背中を必死に追う姿に注目。

 

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#9  中島 卓也 

 

ショートの守備は安定しており、鉄壁。ファールを量産するカット打法で粘り、「ねば~る君」の異名をとるが、最近は鳴りを潜めており、守備での活躍に目が行きがち。

盗塁の数も打率と比例しており、打撃の調子を上げることが鍵。

日ハムの誇るイケメンの一人であり、彼氏にしたい選手権では毎年、上位に入り、西川と1位を争っている。

3年契約を結んだだけに大いに期待したい。

 

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野球のやっていない、こんな時だからこそ選手の情報を改めて更新していくのも楽しいですね。

 

選手を紹介していくと余計に野球が見たくなりました。(笑)

 

 

 

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

P.S 渡邉選手の応援歌の話をしましたが、応援歌に注目するとけっこうおもしろい仕掛けがあって面白いですよ。 松本剛選手とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラフトへの道 2020 ~大学生候補編③~

 

皆さん、こんにちは。

 

 

無観客ではありますが台湾、韓国でプロ野球が開幕しました。

NPBも明日、11日の会議を経て、具体的に開幕日への日程が詰められていくようですが報道では、6月19日が有力視されているようです。

 

完全に収束はしていないので、不安ですが、さすがに野球が見たくなってきました。もう少しの辛抱です。

 

今回は、たびたび記事として書いているドラフト候補たちの紹介をしていきます。

 

いままで、過去の記事で8人の大学生ドラフト候補たちを紹介してきましたが、今回、新たに4人紹介し、12人ときりのいい数字にして社会人、高校生に移っていきたいと考えてます。正直、まだ紹介したい選手はいますが一区切りということで。

 

 

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⑨ 村上 頌樹 (智弁学園 → 東洋大

 

「2016年、春の選抜優勝投手」として覚えている人も少なくないはず。圧倒的エースとして活躍していた智弁学園時代。そこから4年の月日が過ぎ、村上は今、東洋大学で更なる鍛錬を積んでいる。

 

大学1年時の春季リーグから先発を任され、新人王を受賞。最高のスタートを切る。

2年時は、その年のドラフトで注目されていた甲斐野、梅津、上茶谷がチームを牽引していた。そのため、登板機会も制限されたり、ワインドアップでの投球を試みるも自分に合わなかったりといろいろ重なり、不完全燃焼の年となる。

3年には、偉大な先輩が抜けたこともあり、チームを引っ張る自覚も芽生え、防御率0点台を連発するなど安定した成績を残し始める。

 

村上の特徴は何といっても制球力。制球が悪い日もフォームの微調整の仕方を知っており大崩れする日はない。高校での活躍でご存じの通り、スタミナも十分備えており、もっぱら先発向きの投手といえる。

 

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⑩ 中川 颯 (桐光学園 → 立教大)

 

中川は、アンダースローを武器にするピッチャー。ソフトバンク・高橋礼の活躍や先発ローテ入りが噂され今年の飛躍がささやかれている西武・與座など、アンダースローに注目が集まりだしている今、押さえておきたい投手それが立教大・中川だ。

 

渡辺俊介をお手本に中学からアンダースローに変更。高校、大学と順調にステップアップしているように見えたが大学1年秋から2年秋までの3シーズンは主に救援で防御率4点台と振るわなかった。

 

そんな折、監督からメタ認知という言葉を学び、自分を客観視することで飛躍につなげた。カーブやチェンジアップなど緩い変化球を練習することで、先発も視野に入れているという。不調を乗り越え、中川は立教大をリーグ優勝に導く。

 

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⑪ 森 博人 (豊川 → 日体大

 

一昨年は、松本、東妻。去年は、吉田。最近、プロ注目選手を輩出している日体大だが、今年は森だ。森はサイド気味のスリークォーターから最速155キロを投げ込む剛腕。いずれは、160キロを投げたいと意気込む。

 

プロ経験のある辻孟彦コーチからプロに行くなら直球を磨いたほうがいいと言われた。その言葉を信じ、投球動作を解析するなど理論的にフォームを模索。その成果もあり、球速は上がり続け、昨秋に155キロに到達。

 

今春からは先発を務めるということもあり変化球を鍛えるのも一手。しかし、森は自分の良さを消したくないと直球にこだわる。「理想は、打たせて取って完投、完封するよりも7回二桁奪三振です。」と。

 

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⑫ 佐藤 宏樹 (大館鳳鳴 → 慶應大)

 

前に、同じ慶應大の木澤投手を紹介した。右のエースが、カットボールの魔術師・木澤なら左のエースは驚異のスライダー・佐藤である。驚きの変化量で六大学リーグ通算47イニングで74奪三振奪三振率14.17を誇る。

 

もともと投げていたスライダーはカーブの軌道に近く120キロ前後で制球にも課題があった。そこで、握りを変え、スピン利かすことで空振りが取れるようになった。

 

しかし、その後、左肘を痛め、作り上げたフォームももとに戻ってしまう。

そこから、「怪我はすべてを台無しにする。」と考え、一番の目標は怪我をしない体づくりになった。フォームの感覚は戻ったが、この感覚を完全なものにし、怪我をせずに突き進むと1年秋の驚異的なスライダーは甦るに違いない。

 

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以上です。

 

皆さんのお眼鏡にかなう選手はいたでしょうか。自分のお気に入りの選手を見つけるのもドラフトの一つの楽しみですよね。

 

まだまだドラフトまで時間はあるのでぜひ、動画なども見つつ、未来のNPBを担う選手を一緒に発掘しましょう。

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

P.S  そういえば、今年から現役ドラフト開始かみたいな議論ありましたよね。コロナにすべて持ってかれてもう、話題にも挙がりませんが(笑)

 

 

懐かしの外国人シリーズ ~スウィーニーとの思い出編~

 

皆さん、こんにちは。

 

今回は、懐かしの外国人シリーズということで、かつて日ハムに在籍していた外国人たちを振り返っていこうと思います。

 

こんな外国人いたんだ、この選手好きだった、などいろいろ振り返るきっかけになればうれしいです。

 

今回は、2007年から2009年の3年間、在籍していたブライアン・スウィーニー投手に焦点を当てていこうと思います。

 

それでは、どうぞ。

 

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スウィーニー選手は、2007年にパドレスから、助っ人外国人として北海道日本ハムファイターズに招かれました。

 

最速145キロの動く直球+多彩な変化球を武器に打たせて取るタイプのピッチャー。パドレス時代は基本的に中継ぎとして活躍しており、2006年は37試合で2勝2セーブ、防御率3.20と好成績をマークしていた。

 

前年の2006年にチームは44年ぶりの日本一を決めているわけだが、リリーフとして55試合登板し、防御率2.14と大車輪の活躍を見せていた岡島が海外FAすることもあり、スウィーニーにはその穴を埋める活躍が期待されていたのかもしれない。

 

そんなスウィーニーの在籍3年間の成績がこちら。

 

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 米時代は、主にリリーフとしての起用だったが、日ハムに入ってからは先発での起用が目立っている。

 

1年目は6勝と不完全燃焼に終わったが、その6勝全部が後半に挙げたもので2年目につなげた。キャリアハイは来日2年目、2008年で12勝5敗とダルビッシュに次ぐ、成績を残している。

 

3年目は5勝8敗、防御率5.32と前年の成績を維持できず、、、

インタビュー等でたびたび、「自分は道産子だと信じているし、北海道しか帰ってくる場所はないと思っている」などファイターズ愛を示していただけに無念の退団となった。

 

満足のいくシーズンは2008年の1年間だけだったが、不発に終わる助っ人外国人は数多くいる中で成功の部類と言って良いと思う。

 

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やはり、スウィーニーといえば、アメリカ仕込みのタフさが光っていた。メジャーでは、先発が中4日のローテで回っているがその力を存分に発揮してくれた。

 

2008年の4月29日には、武田勝が先発を任されていたが、試合前練習で左手親指付近にフリー打撃の打球を受け、負傷し、登板回避。そんな中、スウィーニーは吉井コーチに「困っているなら俺、行くぜ」と力強い一言。

 

1日前倒しの登板となった。緊急登板も6回無失点で難なく乗り切り、チームに貢献した。

 

2007年には中3日の先発登板も2度担うなど、さすがアメリカ仕込みといえますね。当時の、梨田監督の評価も高かったに違いないと思います。

 

今、あまり中4日で登板する外国人助っ人など見ないが、このような外国人がいれば非常に助かるに違いない。

 

中6日で回る日本にはなじまないかもしれないですが、中4日で回り続ける外国人を今後、見てみたい気持ちもあります。

 

 

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 どうでしょうか、皆さん、スウィーニー選手について少しでも思い出していただけたでしょうか。

 

また、ほかの外国人編も随時、挙げていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

P.S  外国人といえば、今年、マルティネス投手の完全復活見たかったです…コロナの影響で不完全燃焼に終わらなければいいですが。

 

 

 

 

 

 

伝説の年2016年シーズンを振り返る②

 

 皆さん、こんにちは。

 

 

 プロ野球は、どうやら無観客での開催に踏み切るようですね。

 

 プロ野球の長い長い歴史の中で初の出来事ということで私たちは歴史の目撃者となるわけですが、野球を観れる嬉しさ半分、新型コロナウイルスが完全に収束しないであろう時期に本当に開幕していいのかという心配半分です。

 

 無観客で開幕し、徐々にお客さんを入れていくみたいな発言も耳にしましたが、満員の球場に応援歌が鳴り響き、その歓声にのって、より一層躍動する選手たちを今年中に見れるのでしょうか。

 

 今後も、開幕までの練習試合の日程編成やシーズンの日程調整には目が離せません。

 

 今回は、前回に続いて2016年を振り返ります。

 それでは、7月からどうぞ。

 

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【7月】  17勝4敗  2位(3ゲーム差) 

驚異の勝率(.810)で怒涛の追い上げ開始。

 

前月から続いている連勝を球団新の15に伸ばした。実に1か月間、黒星がない快進撃、負ける気がしませんでした。

今年の日ハム、もしかしたら優勝できるかもしれないと少しづつ匂わせてくれたのが7月1日からの敵地・ソフトバンク3連戦だった。

見事に3タテを決めるわけですが内容が非常に良かった。

 

3戦とも先発が鷹打線を手玉に取り、(1日・高梨7回無失点、2日・有原8回無失点、3日・大谷8回無失点)先行逃げ切りの盤石な戦い方。

 

仕上げには、3戦目に1番大谷が初球先頭打者ホームランをぶち込み、鷹ファンを黙らせ9年ぶりの10連勝を飾った。

 

あとは何といっても14連勝目。9回2死から田中賢介が狙い通りの同点ホームラン&12回レアードのサヨナラホームラン

これは覚えている人も少なくないはず。決して、ホームランの多い選手ではない賢介がもうホームランしかないと西野の直球を一閃、14連勝に導きました。

 

15連勝が止まった後も連敗せず、5連勝したのもよかったです。

貯金も一気に23となり、怒涛の7月を終えます。

 

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【8月】  14勝12敗  2位(0.5ゲーム差)

大きな貯金は残すことができないが、鷹の失速もあり、ゲーム差はついに0.5。

11.5ゲーム差を跳ね返し、8月25日には、ついに1日だけですが首位に立っています。

 

8月は何といっても中継ぎ・抑え・先発の3刀流侍の誕生。

増井の先発転向という奇策、またこれが見事にはまります。

本当にこのシーズンはやることなすことうまくいっていました。

 

8月4日に6年ぶりの先発マウンドに登ると、いきなり5回無失点。8月18日には7回1失点で6年ぶりの先発白星を挙げると、8月25日にはプロ初完投、9月1日にはプロ初完封と順調に階段を上りました。

 

シーズン終盤に向かうにつれて先発陣の疲れはたまってきますので、そこにこのエース級の成績を残してくれるわけですから、増井は救世主といえるでしょう。

終わってみれば、先発での成績が8試合で6連勝を含む、6勝1敗 防御率0.79という化け物みたいな成績を残し、優勝に貢献しました。

 

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【9月】  15勝6敗2分  👑1位

ついに運命の9月。9月2日の敗戦により、先にソフトバンクにマジックが点灯してしまいますが、ここは冷静でした。

 

レアードの1試合3本塁打や、大谷の1試合2本塁打などで再び首位に立つ。しかし、その後も、一進一退の攻防は続き、迎えた天王山。

9月21日、22日のソフトバンク2連戦は最高の試合となった。

 

初戦は、対千賀。レアードの38号ツーランで先制し、大谷の8回0封の熱投。

9回はサヨナラのピンチだったが陽の神がかり的なキャッチもあり逃げ切った。

ぜひ、動画で見てほしいです。あれに追いつくかという感じでした。

2戦目も大谷や中田、主軸に一本が出て快勝。ついにマジック6が点灯しました。

 

そして、忘れもしない9月28日埼玉西武戦。

大谷がレアードの39号ソロ、虎の子の1点を守り切り、4年ぶりのリーグ優勝。

9回15奪三振完封被安打1のこれ以上ない投球。完璧です。

 

壮絶なシーズンを制しました。

 

9月30日、武田勝引退試合も無事、盛大に終わり、最高のシーズンは、幕を閉じました。

 

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 もうなんかいろいろ凄すぎですね2016年は、けっこうおなかいっぱいでしょうがクライマックスシリーズ日本シリーズも凄すぎるので、また今度、ポストシーズン編もやります。

 

今回はここまでということで、いつまでたっても余韻に浸れます。

 

 

 

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

P.S  新球場の工事も着工し、どんどん進んでいくことでしょうが、ネーミングライツをとった「(株)日本エスコン」の株が新型コロナウイルスの影響で下がり、倒産の危機というニュースをみて心配になりました、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説の年2016年シーズンを振り返る①

 

皆さん、こんにちは。

 

プロ野球開幕を最短で6月19日からとし、無観客での開幕も視野に入れているというニュースを見ました。交流戦も無念の中止です。

 

無観客での開幕が濃厚だと思いますが、選手たちには万全の状態で異例のシーズンに入っていってもらいたいところです。

 

開幕までまだまだ時間もあるということで、最近、パリーグTVや日本ハム公式Youtubeチャンネルなどでも過去のプレー動画を振り返っている企画をよく見ますが、それに倣って当ブログでも過去を振り返ってみたいと思います。

 

そこで、4年ぶりのリーグ制覇&10年ぶりに日本一に輝いた、一言では言い表せない2016年シーズンを振り返っていこうと思います。

 

恥ずかしながら、未だに自分も優勝の瞬間やビールかけの録画がまだ残っているのでたまに余韻に浸っています。

このシーズンは本当に凄かった。これ以上のシーズンをもう見れないと覚悟すらしています。(笑)

 

それでは、どうぞ。

 

 

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 【これからもファンの間で伝説のシーズンと語り継がれるであろう優勝の瞬間】

 

 

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2016年シーズンがは始まる前、各解説者など順位予想、下馬評はどうだったのか。

 

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もっと下馬評は低い印象でしたが、前年、2位だったこともあり、江川さん以外2位予想。優勝は全員ソフトバンクだった。

 

戦力の単純な足し算では確実にソフトバンクに劣る、日本ハム。新戦力も新外国人のバースとマーティンくらいでした。果たして、どのように勝ち続けたのか。

 

 

【3・4月】 13勝15敗  3位(4ゲーム差)

いざ、3月25日に開幕した2016年シーズン。

開幕投手は大谷に託されるも敵地、QVCマリンフィールドで初回の3失点が響き、2-3で敗戦。打線も涌井を打ちあぐねた。

 

開幕カードは、3戦目に有原が8回無失点の快投のおかげで3タテこそしのいだものの打線も元気なく、納得のいくスタートではなかった。

 

その後も、大型連敗こそないものの4月を終えて、借金2と負け越し、首位とのゲーム差も4となっていた。

 

チーム打率こそまあまあだったが上位打線も固定できず、先発投手は、新外国人バースが1勝4敗と乱調。エース大谷にも4月を終えて0勝とゲーム差以上に差を感じる状況であった。

 

 

【5月】 13勝9敗1分  3位(8・5ゲーム差)

5月に入りちょっとした事件が。5月4日、増井に代わって抑えに入ったマーティンが2連続ボークに大激怒。吠えまくっていました。結局、この試合はボーク押し出しで引き分けに終わりますが、この試合以後、マーティンが怒りの覚醒を見せる。ランナーを出すのが珍しいくらいでした。

6月からは抑えに回り、抜群の安定感を見せていました。

    

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このマーティンの激怒にチームも応え大谷も初勝利を含む、3勝を挙げた。さらに打者としても打率.366、9ホーマーと異次元。打線も少しづつかみ合い、4連勝するなど、貯金4と勝ち越しに成功。しかし、ゲーム差は8.5と大きく引き離されます。

 

 

【6月】 15勝7敗  3位(9ゲーム差)

6月に入り、このシーズンを象徴するかのような劇的な勝利が次第に増えてきます。

 

6月2日  4番中田、逆転満塁弾

6月5日  大谷NPB最速163キロ連発で完投勝利

6月10日  レアード、藤川から逆転サヨナラツーラン

6月14日  有原、今季初完封6勝目

6月19日  15連勝スタート

 

高梨が先発初勝利を挙げたり、バースもひそかに調子を上げるなど少しづつ投打がかみ合います。

絶好調ともいえるチームの状況。しかし、驚くべきは貯金8を作りながら、6月終了時点で5月よりゲーム差が開いているという点。交流戦で全く、ゲーム差は縮まりませんでした、、、

これからのソフトバンクとの直接対決でかなりの勝率を残さないと優勝はないような状況に当時は絶望していました。ちなみにここまでは5勝5敗1分けの5分。

 

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今回は、ここまでにします。

まだまだほんの序章ですね。できるのであればこのシーズンをもう一回味わいたい…

もうわかりきっていることですけど大谷、改めてやばすぎです。

 

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

P.S  梨田さんや片岡さんなど球界のOBもコロナウイルスに感染ということで本当に早く、回復してほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラフトへの道 2020 ~大学生候補編②~

 

 今回は、前回に引き続き大学生の注目候補についてあげていきたいと思います。

 

 しかし、今年のドラフト候補になる最終学年の選手たちは、本当にかわいそうですね… 

 この状況ですとスカウトにアピールする機会もほぼゼロですし、今年、評価を上げて、いざ勝負!という選手にはかなりつらいです。もしかしたら、注目選手でも例年より大学に進学する高校生や、社会人に進む大学生も増えるかもわかんないですね。

 

それでは、見ていきましょう。

 

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⑤ 伊藤 大海 (駒大苫小牧 → 駒大中退 → 苫小牧駒大)

 

 衝撃的な火の玉ストレートを武器に、投球の8割が直球。2016年、ドラフト界隈をにぎわせた田中正義を彷彿とさせるピッチングで2、3年時には大学日本代表にも選ばれた逸材。

 

 駒大に進学するも、4年後にプロに行くビジョンが見えなかったと、プロに行く夢をひたむきに追い、苫小牧駒大に再入学。規定により1年間、試合に出られないため現役の4年生よりは1歳年上に当たる。

 

 その試合に出られない1年間、しっかりと鍛錬を積み、公式戦が解禁された2年生春には直球の速度も10キロ増すなど、6勝を挙げ、MVPを獲得。52回97Kというすさまじい成績も同時に残した。

 

 その後もドラフト1位候補と謳われる中、自己研鑽は怠っていない。大学日本代表ではクローザーを任されるなど、プロでは先発、中継ぎのどちらの姿を見せてくれるのか今から、目が離せない。

 

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⑥ 五十幡 亮汰 (佐野日大 → 中央大)

 

 100メートルの自己ベストが10秒79とスプリンター並みのタイムでダイヤモンドを駆け抜ける一芸に秀でた外野手。中学の全日本大会ではサニブラウンを破って100m、200mで優勝。

 

 盗塁は足が速いだけではだめだ、といわれるように五十幡も去年の春まではシーズンで3つが最多だった。しかし、苦手だったスタートを切る際の動作を本多(元ソフトバンク)や福地(元ヤクルト)の動画を参考に研究し、昨秋はリーグトップの9盗塁をマーク。

 

 盗塁だけではなく野球自体への意識も変わり、打撃の向上中で球団のニーズによってはドラフト上位も間違いなくある。

 

 周東の活躍で俊足選手が確実に注目を集め続けているだけにサニブラウンに勝った男、五十幡にも注目していきたいところ。

 

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⑦ 佐藤 輝明 (仁川学院 → 近畿大

 

 一振りで球場を沸かすことのできる左のスラッガー。近大の先輩には超人代表、糸井がおり、糸井嘉男2世と呼ばれる。誰にも負けないフルスイングから放たれる打球には目を見張るものがある。

 

 近大では、1年春からレギュラーをつかみ、秋には場外弾を放つなど1年から頭角を現していた。昨秋までに通算11本塁打を放ち、大学リーグの本塁打記録更新も視野に入っている状況。

 

 ここまで来るまでに当然、努力をしており、ベンチプレス130キロを上げるなど筋トレはもちろん、タンパク質を積極的に取り入れた食事をとるなど食トレにも力を入れている。もともと小食だったが、1日6食生活を続けている。

 

 昨秋は、自身がメジャー志向というのもありフライボール革命を取り入れて打撃不振に陥った。軽く振るだけで飛距離は出るはずだけに自然体で臨んでほしい。

 

ドラフト上位間違いない素材。

 

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⑧ 木澤 尚文 (慶応義塾 → 慶應大)

 

 前回、山崎伊織の魔球、カットボールを紹介したが慶應・木澤も負けていない。ストレートと同じ軌道で放たれるカットボールは同じピッチトンネルを通過し、打者には見わけがつかない。リーグ戦での奪三振率は12.00と敵なし。

 

 高校3年生の春に右ひじを痛めており、手術をしない治療で進めていたが大学1年の秋まで復帰が長引いた。監督と二人三脚で投球動作を見直し2年春に神宮で躍動する。

 

 しかし、昨秋はコンディション不良で出遅れ、優勝に貢献しきれなかった。チームを鼓舞し続ける姿勢を見せ、チームには僕がいないと優勝できないとチームを思う気持ちは人一倍。

 

 痛めた右ひじの箇所が再発しないフォームを手に入れた木澤はこれからもチームに貢献し続け、一つ一つとプロへの階段を上っていく。

 

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 今の時代は動画ですぐにプロのプレイを参考にできる時代なので、インタビュー記事などを見ていてもプロを参考にしましたといっている選手も多い印象。

 どんどん参考にして全体的な大学生のレベルもさらに上がってほしいです。

 

 今年の、大学生は逸材も多いですし、一芸に秀でた選手も多いだけに、なおさら今年のリーグ戦なども見たかったですがこればっかりはしょうがないですね。

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

P.S  野球のない生活に慣れてきてしまいました。改めて、野球を勉強するには格好の時期ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラフトへの道 2020 ~大学生候補編~

 

 新型コロナウイルスの影響でプロ野球が、いつ開幕するかわからない状況ですので、今回は、久しぶりにドラフトについて書いていきたいと思います。

 

 今年、豊作といわれる大学生に焦点を当てて、選手名鑑的な形で上位有力候補の紹介をしていきます。

 

 新型コロナウイルスは、大学野球にも影響を与え、六大学恒例行事社会人対抗戦や、日本代表選考合宿も中止になりました。六大学の5月春季リーグは今のところ、開催の予定みたいですが、どうなるかは全く分かりません。

 

 ドラフト自体も正直、いつになるか見当もつかないですが、とりあえず、今年のドラフト候補を紹介していきます。

 

 

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① 早川 隆久 (木更津総合 → 早稲田大学

 

 高校時代から、日本代表に選ばれるなど4年前からドラフト候補だったが、大学進学を選択。

 

 大学1年の冬に、トレーナーの助言のおかげで腕のしならせるコツをつかみ、高校時代は140キロそこそこだった球速が150キロに到達した。

 2年夏には、3学年先輩のソフトバンク・大竹(実は、早川と遠い親戚らしい)の初勝利を観戦した。連絡を取り合うなかで、プレートを踏む位置を真ん中にし、内外角も厳しく突けるようになるなど確実に成長。

 大学の通算成績も7勝12敗 3・18と負け越してはいるものの、奪三振率が10.52と優秀。

 

 球種も多く、左の本格派先発ということでドラフト上位間違いないと思われる。日本ハムで河野と左の先発2枚看板としてみたいですね。

 

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② 山崎 伊織 (明石商業 → 東海大

 

 昨秋の首都大学リーグで4勝(2完封)、防御率0.20と圧倒的な成績をマークした細身のカットボーラー。

 

 山崎の武器は何といってもカットボール。打者の手元で鋭く変化し、消える。オーソドックスなカタログスペックを持ち合わせているより、一つでもこれという武器があるのはいいですよね。

 金子弌大の映像を何回も見て、改善を重ねるうちにコツをつかむなど、研究熱心な一面も。

 コツはつかんだ後は、日米大学野球選手権でも3回を投げて、5奪三振と外国人も圧倒。

 

 ところが、昨年の11月に右ひじの違和感を感じ、3月には右ひじの靭帯断裂が発覚。現在は、PRP注射療法を選択し、6・7月の復帰を目指している状況。

 

 どれほど、ドラフトの指名順位に響いてくるか、注目である。素材は間違いない。

 

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③ 山野 太一 (高川学園 → 東北福祉大

 

 春5勝、秋5勝とチームから絶大な信頼を得ている地方大学リーグに潜む先発左腕。通算19勝無敗、公式戦70回連続無失点を記録するなど、申し分ない。

 

 ノーワインドアップからためを作り、スライダー、カット、カーブ、チェンジアップなどを投げ込む。

 ギアを入れるタイミングなどがうまく、試合の流れを把握しピンチでも失点しない強さがあり、先発向きだなと感じる。

 

 地方大学リーグということもあり、リーグ戦の成績は参考になるのかとも少し、思ったりするが、どんなリーグであろうと70回連続無失点は素直にすごいし、全国大会経験も多く、確実に場数をこなしている。

 

 地方大学だが、東北福祉大には元山という日本代表候補の好遊撃手もいるので注目したい大学の一つ。

 

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④ 牧 秀悟 (松本第一 → 中央大)

 

 大学日本代表の4番を務める、強打の右打者二塁手。昨春の東都大学リーグでは打率.400をマークし首位打者を獲得するなど確実性も上がり打率も残せるようになってきた。

 

 3年春から、下半身主導のバッティングフォームを習得し、フリー打撃でも実戦を想定し、右方向にあえて詰まらせて打つなど工夫して練習する姿勢も見せる。

 

 今のところ、本塁打はバンバン打つというよりは、二塁打が多い4番打者というイメージなので、昨年の高校日本代表VS大学日本代表で西純矢(現・阪神)から放ったような本塁打のように甘い球は確実にもっていきたい。

 

 首位打者を獲得し、攻めも厳しくなることが予想されるが、大学日本代表四番打者の名に恥じない成績を今年も残してほしい。

 

強打の二塁手ということで、次世代の浅村になれる素材と評されるだけに注目していきたい。

 

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 全然、紹介しきれないですが今回はこの辺で。紹介したい選手はたくさんいます。まだまだプロ野球も始まりそうにないのでまたすぐにでも紹介したいと思います。

 

 今のところ、大学候補は豊作の様相を呈しているので非常に楽しみです。

 

 

それでは、また。

 

 

 

 

P.S   プロ野球のない4月。とても変な気がします。辛抱しましょう。