有原王國’s

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ドラフトへの道 2020 ~大学生候補編②~

 

 今回は、前回に引き続き大学生の注目候補についてあげていきたいと思います。

 

 しかし、今年のドラフト候補になる最終学年の選手たちは、本当にかわいそうですね… 

 この状況ですとスカウトにアピールする機会もほぼゼロですし、今年、評価を上げて、いざ勝負!という選手にはかなりつらいです。もしかしたら、注目選手でも例年より大学に進学する高校生や、社会人に進む大学生も増えるかもわかんないですね。

 

それでは、見ていきましょう。

 

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⑤ 伊藤 大海 (駒大苫小牧 → 駒大中退 → 苫小牧駒大)

 

 衝撃的な火の玉ストレートを武器に、投球の8割が直球。2016年、ドラフト界隈をにぎわせた田中正義を彷彿とさせるピッチングで2、3年時には大学日本代表にも選ばれた逸材。

 

 駒大に進学するも、4年後にプロに行くビジョンが見えなかったと、プロに行く夢をひたむきに追い、苫小牧駒大に再入学。規定により1年間、試合に出られないため現役の4年生よりは1歳年上に当たる。

 

 その試合に出られない1年間、しっかりと鍛錬を積み、公式戦が解禁された2年生春には直球の速度も10キロ増すなど、6勝を挙げ、MVPを獲得。52回97Kというすさまじい成績も同時に残した。

 

 その後もドラフト1位候補と謳われる中、自己研鑽は怠っていない。大学日本代表ではクローザーを任されるなど、プロでは先発、中継ぎのどちらの姿を見せてくれるのか今から、目が離せない。

 

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⑥ 五十幡 亮汰 (佐野日大 → 中央大)

 

 100メートルの自己ベストが10秒79とスプリンター並みのタイムでダイヤモンドを駆け抜ける一芸に秀でた外野手。中学の全日本大会ではサニブラウンを破って100m、200mで優勝。

 

 盗塁は足が速いだけではだめだ、といわれるように五十幡も去年の春まではシーズンで3つが最多だった。しかし、苦手だったスタートを切る際の動作を本多(元ソフトバンク)や福地(元ヤクルト)の動画を参考に研究し、昨秋はリーグトップの9盗塁をマーク。

 

 盗塁だけではなく野球自体への意識も変わり、打撃の向上中で球団のニーズによってはドラフト上位も間違いなくある。

 

 周東の活躍で俊足選手が確実に注目を集め続けているだけにサニブラウンに勝った男、五十幡にも注目していきたいところ。

 

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⑦ 佐藤 輝明 (仁川学院 → 近畿大

 

 一振りで球場を沸かすことのできる左のスラッガー。近大の先輩には超人代表、糸井がおり、糸井嘉男2世と呼ばれる。誰にも負けないフルスイングから放たれる打球には目を見張るものがある。

 

 近大では、1年春からレギュラーをつかみ、秋には場外弾を放つなど1年から頭角を現していた。昨秋までに通算11本塁打を放ち、大学リーグの本塁打記録更新も視野に入っている状況。

 

 ここまで来るまでに当然、努力をしており、ベンチプレス130キロを上げるなど筋トレはもちろん、タンパク質を積極的に取り入れた食事をとるなど食トレにも力を入れている。もともと小食だったが、1日6食生活を続けている。

 

 昨秋は、自身がメジャー志向というのもありフライボール革命を取り入れて打撃不振に陥った。軽く振るだけで飛距離は出るはずだけに自然体で臨んでほしい。

 

ドラフト上位間違いない素材。

 

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⑧ 木澤 尚文 (慶応義塾 → 慶應大)

 

 前回、山崎伊織の魔球、カットボールを紹介したが慶應・木澤も負けていない。ストレートと同じ軌道で放たれるカットボールは同じピッチトンネルを通過し、打者には見わけがつかない。リーグ戦での奪三振率は12.00と敵なし。

 

 高校3年生の春に右ひじを痛めており、手術をしない治療で進めていたが大学1年の秋まで復帰が長引いた。監督と二人三脚で投球動作を見直し2年春に神宮で躍動する。

 

 しかし、昨秋はコンディション不良で出遅れ、優勝に貢献しきれなかった。チームを鼓舞し続ける姿勢を見せ、チームには僕がいないと優勝できないとチームを思う気持ちは人一倍。

 

 痛めた右ひじの箇所が再発しないフォームを手に入れた木澤はこれからもチームに貢献し続け、一つ一つとプロへの階段を上っていく。

 

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 今の時代は動画ですぐにプロのプレイを参考にできる時代なので、インタビュー記事などを見ていてもプロを参考にしましたといっている選手も多い印象。

 どんどん参考にして全体的な大学生のレベルもさらに上がってほしいです。

 

 今年の、大学生は逸材も多いですし、一芸に秀でた選手も多いだけに、なおさら今年のリーグ戦なども見たかったですがこればっかりはしょうがないですね。

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

P.S  野球のない生活に慣れてきてしまいました。改めて、野球を勉強するには格好の時期ですね。