伝説の年2016年シーズンを振り返る②
皆さん、こんにちは。
プロ野球は、どうやら無観客での開催に踏み切るようですね。
プロ野球の長い長い歴史の中で初の出来事ということで私たちは歴史の目撃者となるわけですが、野球を観れる嬉しさ半分、新型コロナウイルスが完全に収束しないであろう時期に本当に開幕していいのかという心配半分です。
無観客で開幕し、徐々にお客さんを入れていくみたいな発言も耳にしましたが、満員の球場に応援歌が鳴り響き、その歓声にのって、より一層躍動する選手たちを今年中に見れるのでしょうか。
今後も、開幕までの練習試合の日程編成やシーズンの日程調整には目が離せません。
今回は、前回に続いて2016年を振り返ります。
それでは、7月からどうぞ。
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【7月】 17勝4敗 2位(3ゲーム差)
驚異の勝率(.810)で怒涛の追い上げ開始。
前月から続いている連勝を球団新の15に伸ばした。実に1か月間、黒星がない快進撃、負ける気がしませんでした。
今年の日ハム、もしかしたら優勝できるかもしれないと少しづつ匂わせてくれたのが7月1日からの敵地・ソフトバンク3連戦だった。
見事に3タテを決めるわけですが内容が非常に良かった。
3戦とも先発が鷹打線を手玉に取り、(1日・高梨7回無失点、2日・有原8回無失点、3日・大谷8回無失点)先行逃げ切りの盤石な戦い方。
仕上げには、3戦目に1番大谷が初球先頭打者ホームランをぶち込み、鷹ファンを黙らせ9年ぶりの10連勝を飾った。
あとは何といっても14連勝目。9回2死から田中賢介が狙い通りの同点ホームラン&12回レアードのサヨナラホームラン。
これは覚えている人も少なくないはず。決して、ホームランの多い選手ではない賢介がもうホームランしかないと西野の直球を一閃、14連勝に導きました。
15連勝が止まった後も連敗せず、5連勝したのもよかったです。
貯金も一気に23となり、怒涛の7月を終えます。
【8月】 14勝12敗 2位(0.5ゲーム差)
大きな貯金は残すことができないが、鷹の失速もあり、ゲーム差はついに0.5。
11.5ゲーム差を跳ね返し、8月25日には、ついに1日だけですが首位に立っています。
8月は何といっても中継ぎ・抑え・先発の3刀流侍の誕生。
増井の先発転向という奇策、またこれが見事にはまります。
本当にこのシーズンはやることなすことうまくいっていました。
8月4日に6年ぶりの先発マウンドに登ると、いきなり5回無失点。8月18日には7回1失点で6年ぶりの先発白星を挙げると、8月25日にはプロ初完投、9月1日にはプロ初完封と順調に階段を上りました。
シーズン終盤に向かうにつれて先発陣の疲れはたまってきますので、そこにこのエース級の成績を残してくれるわけですから、増井は救世主といえるでしょう。
終わってみれば、先発での成績が8試合で6連勝を含む、6勝1敗 防御率0.79という化け物みたいな成績を残し、優勝に貢献しました。
【9月】 15勝6敗2分 👑1位
ついに運命の9月。9月2日の敗戦により、先にソフトバンクにマジックが点灯してしまいますが、ここは冷静でした。
レアードの1試合3本塁打や、大谷の1試合2本塁打などで再び首位に立つ。しかし、その後も、一進一退の攻防は続き、迎えた天王山。
9月21日、22日のソフトバンク2連戦は最高の試合となった。
初戦は、対千賀。レアードの38号ツーランで先制し、大谷の8回0封の熱投。
9回はサヨナラのピンチだったが陽の神がかり的なキャッチもあり逃げ切った。
ぜひ、動画で見てほしいです。あれに追いつくかという感じでした。
2戦目も大谷や中田、主軸に一本が出て快勝。ついにマジック6が点灯しました。
そして、忘れもしない9月28日埼玉西武戦。
大谷がレアードの39号ソロ、虎の子の1点を守り切り、4年ぶりのリーグ優勝。
9回15奪三振完封被安打1のこれ以上ない投球。完璧です。
壮絶なシーズンを制しました。
9月30日、武田勝の引退試合も無事、盛大に終わり、最高のシーズンは、幕を閉じました。
もうなんかいろいろ凄すぎですね2016年は、けっこうおなかいっぱいでしょうがクライマックスシリーズと日本シリーズも凄すぎるので、また今度、ポストシーズン編もやります。
今回はここまでということで、いつまでたっても余韻に浸れます。
それでは、また。
P.S 新球場の工事も着工し、どんどん進んでいくことでしょうが、ネーミングライツをとった「(株)日本エスコン」の株が新型コロナウイルスの影響で下がり、倒産の危機というニュースをみて心配になりました、、、