有原王國’s

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クローズアップ☆ファイターズ 金子弌大編 ~中継ぎとして通用するのか~

 

 今回、クローズアップしていくのは金子弌大投手です。

 

 

 題して副題は

「2020年、金子弌大は中継ぎとして通用するのか」

                                    です。

 

 

 金子弌大。彼は長年、先発として数多くのタイトルを獲得してきました。しかし、名スターター金子は2020年、中継ぎ起用を希望しています。

 

 本人曰く、「50試合120イニングが目標。0勝0敗でもいい。困ったときの金子になりたい。」とのことでした。

 

 去年から、ショートスターターなどの影響で何度か中継ぎ登板はありますが、本格的に中継ぎ待機になるとは思いませんでした。

 まだ一応、求められたところで投げるという姿勢もあるはあるようなので先発も0ではないとは思いますが、実際どのような形になるんでしょうね。

 

 ちなみに、オープン戦ではすべて中継ぎでの登板でした。

 

 去年の、中継ぎでの登板時の成績なども見つつ、今年どのような成績を残していくか考察していくことができればいいと思います。

 

それでは、どうぞ。

 

 

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早速ですが、2019年シーズンの金子弌大の成績がこちらです。

 

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 序盤こそ、打ち込まれる場面も多く、防御率や勝ち星も伸びてきませんでしたが、後半になるにつれて、先発で起用される回数が増え、成績も良化した印象。

 

 結局、8勝を挙げ、防御率も3.04と十分、戦力となって働いてくれてた一年となった。

 

 そんな後半の先発の活躍を見てか、やっぱり金子は先発に限るなあと考えていた矢先、金子の中継ぎしたい宣言。

 まあ、去年から中継ぎ志望は口にしていましたが。

 

 中継ぎで打ち込まれる金子を見て、先発のほうがいいと思っていたのですが実際、成績はどのくらい違うのでしょうか。

 

 実際に、先発と別に成績を比べてみました。

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・先発 (19登板)

 91回 防御率 3・06 四死球率3.36 奪三振率5.93

・中継ぎ (7登板)

 18.2回 防御率2.89 四死球率2.89 奪三振7.23

 

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 イメージとは全く違う結果になりました。

 

 正直、中継ぎの試行回数が少ないため、一概には言えないですが中継ぎのほうがすべての値が良いです。

 先発では、1か月に一回ほど炎上する試合があり、その成績が足を引っ張っている感じですね。

 

 先発での印象が良い理由はやはり、終盤の8月半ばから9月にかけて白星を重ねていたから。

 

 8月18日からシーズン最終登板となった9月24日までの先発6試合の成績は

 

6試合 4勝1敗 30.2回 防御率1.47 

        四死球率3.22 奪三振率5.86

 

でした。シーズンが8勝でしたのでこの6試合でその半分勝っていることになります。

これは、印象もよくなるわけです。(笑)

 

 

 でも正直、中継ぎでの成績を見てちょっとだけ安心しました。

 

 まあ、去年は中継ぎといっても3回からショートスターターの後を受けて第二先発というような中継ぎの仕方がほとんどでした。

 完璧な中継ぎ登板は6回から1イニングだけ投げてホールドを記録している4月13日の試合くらいしかないわけなので不安をぬぐえたというわけではありません。

 

 今年のオープン戦ではすべて中継ぎとしての登板ですが、3月15日の横浜戦では3分の1回を投げて4失点と炎上しています。

もちろんオープン戦の段階なので調整段階ではありますが心配な面もあります。

 

 でも、本人が嫌がって中継ぎをしているわけではないです。本人の希望と起用法が一致しているわけで、金子も大ベテランなので、中継ぎ投手としての心得を習得し、必ずや中継ぎとして結果を残してくれると信じています。

 

 個人的なイメージとしては、1イニング投げる中継ぎよりは、ビハインドなどで複数イニングを投げてチームに流れを呼び込み逆転してもらい、勝ちパターンにつなぐ役割が一番しっくりきます。

 

 第二先発や、中盤のビハインド専用投手として活躍してほしいです。

 

 正直、チームにはいつどの場面でも投げてくれる便利屋は必要ですし重宝します。その役回りをベテラン投手が自ら引き受けてくれるのですからこんなありがたいことはないです。

 

 今年は、幸いにも先発投手がそろっていないわけではないので金子にフル回転してもらい優勝の立役者になってもらいましょう

 

 

        

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

P.S 開幕再延期でブログのネタが尽きそうなのでネタ募集しています、、、