有原王國’s

日ハムを応援するブログ。来たれ、日本ハム黄金時代!

契約更改で振り返る2020年通信簿 その2

 

皆さん、こんにちは。

 

今週は、NPBアワーズがあり、シーズンに輝かしい成績を残した選手が表彰されました。

 

打点王の中田、最高出塁率の近藤が日ハムからは表彰されました。合わせて、イースタンリーグの表彰もあり、北浦が最優秀防御率やビッグホープ賞、福田が優秀選手に選ばれるなど、日ハムの選手も舞台を賑わせました。

 

来年はもっと多くの選手が表彰されてほしいものです。

 

今回は、引き続き通信簿を付けていきたいと思います。

 

それではどうぞ。

 

 

f:id:AriharaOkoku:20201212212914j:plain

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

今回も打者を8選手見ていきたいと思います。

 

f:id:AriharaOkoku:20201219192324p:plain

 

最初は、今年支配下を勝ち取った2選手から。

 

高濱は、支配下から育成に落ち、始まった今年のシーズン。

めげることなく、イースタンで序盤から圧倒的な結果を残し続け、7月8日に早々と支配下を勝ち取る。しかし、1軍で与えられる打席も少なく、23打席の出場に終わった。最終盤に一軍に昇格し、複数安打を放ち、打率3割を超え見栄えのいい数字となった。

2軍では、1塁や3塁での起用が主であるが、一軍では1塁は中田、清宮が控えており、勝負するには厳しい。勝負するには3塁のポジションだが、若手の野村が今年アピールに成功しているため、最初は出場機会に恵まれないと思う。

まずは、一軍ベンチ入りを目標に、いかに控えから活躍を見せつけていくかが来季のポイント。

 

一方、樋口も髙濱同様、ほぼ同じことが言える。

樋口は、高濱から送れること2か月半。9月22日に支配下を獲得。

それでも、樋口はスタメンでも起用される試合もけっこうあり、打席は64を数えた。

素晴らしい初ホームランも放つなど片鱗は見せたが、打率は.140。2軍での輝かしい成績を見ていた分、自分も含めてもう少し打ってくれると思っていたが甘かった。

26歳とは言え、1年目で疲れもあったと思うので、疲れを取りつつ、来季に備えたい。

 

 

f:id:AriharaOkoku:20201219192403p:plain

 

清水は、今年は受難の年となった。それもそのはず、清水は今年、厄年。(清水と同級生の自分も厄年だった。)

終盤の緊迫した場面で失点に絡む悪送球を犯し、それが引き金となったかイップスとも思われる状況に。その影響もあり、打撃含めて振るわず、2軍に落ちる場面もあるなど、いいことが一つもないように思えた。(8失策+7捕逸を記録)

それでも指揮官の判断なのか2軍降格後、大きな期間を開けずに1軍の舞台に戻ってきた。プレーしている姿は、一切心は折れていないと感じたのでそこは良かった。

逆に期間を開けたほうが深刻になっていたか。

スローイング、ブロッキングの見直し等、やることは多いが、もう一度見直して信頼を取り戻してほしい。

 

宇佐見は、清水がこのような状況の中、正捕手の座を自分のものにする絶好のチャンスだったが、正捕手といわれるまでの成績は残せなかった。

盗塁阻止率こそ健闘したが、宇佐見も捕逸が目立ったりとほころびを見せる場面も多かった。

自己最多を大きく更新する80試合に出場も、残念ながら日ハムの捕手陣だったからこそのこの試合出場数だったといわざるを得ない。

期待されている、打撃も打率.178でOPSも4割台と苦しい数字が並ぶ。

来季は期待の新人・古川も入団する。古川が即一軍となる状況では正直、寂しい。

清水、宇佐見が捕手陣を引っ張り、扇の要といわれるにふさわしい成績を残してほしい。

 

 

f:id:AriharaOkoku:20201219192427p:plain

 

杉谷は、120試合ながら自己最多の88試合に出場。500万円アップの3500万円で契約更改。

杉谷はレギュラーではないが、まさにいなくなったら困る選手の筆頭。

今年もそのユーティリティさを発揮してくれた。

杉谷がスタメンに多く入る日が続くという状況はチーム状況が悪い証拠だと思われるので、杉谷自身はもちろんレギュラーを狙っていると思うが、来季もユーティリティ性を見せてほしい。杉谷の最終完成形はスーパーユーティリティ西武・外崎だと思うので、出場する中でプレーの質を少しづつでも上げてほしいところだ。

 

谷内も杉谷と同学年のユーティリティ。

今年は自己最多の50試合に出場。打席数こそ18と極端に少ないが、去年の.080(24-2)から打率大きく上げた。

試合終盤の守備固めという形で入るため打席は少ないが、守備の方では複数ポジション守りながら、失策0と貢献した。日ハムは今年、失策数リーグ最多を記録しており、守備が崩壊寸前だったため、守備固めとして谷内の起用が増えたことが考えられる。

来季もまずは守備から貢献する姿を見せてほしい。

 

 

f:id:AriharaOkoku:20201219192501p:plain

 

中島は前年度の成績から大きく出場試合数を減らした。88試合は3年目以降最小の数字。1月から怪我で思うような練習ができず、開幕には間に合ったものの打撃面でいい形が続かなかった模様。

遊撃守備に関しては、すでにGG賞級であり、一番安心して見ていられることに変わりはない。あとは打てるかどうかにかかっているのは間違いない。

一時期、カット打法で球界を沸かせたが、そこから引っ張る打撃も覚えようとしっかり振り切る姿勢を見せたりもしていた。

しかし、ここ数年打撃では結果は出ていない。無理にカット打法からの脱却を図らず、自分の納得のいく方法で調整してほしい。それがしっかり振り切る形であるならばそれでいいし、とにかく自分の納得するものを得てほしい。

中島の場合は打てればレギュラー、打てなければ平沼の出場数が増えるといったところか。

 

鶴岡はコーチも兼任しており、18試合の出場にとどまった。

打席ではさすがベテランという打撃も見せるなど、清水、宇佐見を差し置いてもう少し使ってほしいとさえ思わせてくれた。契約更改の場でも「やるからにはレギュラーを狙う」と意欲を見せる。

それでも、コーチとして素晴らしい捕手の人材を育てるほうに力を割いてほしい。

今年の捕手陣の守備のミスを多かったので、豊かな経験を武器に徹底的に鍛えてほしい。

本人も言うように「ボールを捕る、止めるという部分でレベルアップしないと、次の投手を引っ張るとかリードするという過程には進めない」

高いレベルでのレギュラー争いに期待したい。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

今回はここまでにします。

 

やはり、5位に沈んだということもありますがなかなか高評価を付けづらいですね。

来季は本当に期待しています。

 

それでは、また。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

twitter.com

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

P.S ドラフトキングという漫画面白いですね。ドラフト好きにはたまらないですよ。