ドラフトへの道 2020 高校野球ドラフト候補を見てみる 投手編
皆さん、こんにちは。
パリーグは同一カード6連戦がようやく終了しました。
日ハムは、最近投打にバランスが良くなってきているような気がします。
チーム防御率、チーム打率ともにリーグ2位と健闘しています。
打線は、近藤、中田を中心に、渡邉、松本がつなぎ役として味を出しています。
投手陣もリリーフ陣に若干の不安はあるものの、先発もある程度充実しているのでこのまま続いていってほしいです。
(個人的には3番西川好きです。)
野手陣は、近藤の離脱が痛すぎますが、ビヤヌエバも復帰しましたし、平沼が1軍に上がってきたらベストメンバーといったところでしょうか。
引き続き頑張ってほしいところです。
今回は、2か月後に迫ったドラフトを見据えて、ドラフト候補たちを追っていきたいと思います。
それでは、どうぞ。
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以前、大学生候補をちょこっと紹介したので今回は、高校生候補を紹介したいと思います。
【投手】
投手陣でまず上がってくるのは、中森(明石商)、髙橋(中京大中京)、小林(智弁和歌山)の3人。
去年の奥川ほどの完成度はないですが、3人ともポテンシャルは高い。
イメージとしては、被安打こそ多いものの、長い回を投げ、総合的に試合を作るなど、一番先発タイプっぽいのが中森。きれいなフォームと自慢のスプリットで試合を制圧する高橋、粗さがあるものの持ち前のポテンシャルで抑える小林と3者3様。
中森、髙橋は先発、小林はリリーフタイプなのかなと。
潜在能力だけでいうと小林に軍配。総合力なら中森。スペックなら髙橋。といったところですかね。
しかし、中森と髙橋は進学も考えているなど彼らの動向によってはドラフトも大きく変わると思います。
【中森 俊介(明石商業)】
毎年いる評価急上昇枠は、間違いなく山下舜平太(福岡大大濠)
昨秋から体重も10キロ増やすなど自己最速も7キロ更新する153キロを計測。変化球は少ないもののカーブの落差も一級品。
去年、巨人に1位指名された堀田賢慎(青森山田)のように1位指名もあり得そうです。
川瀬(大分商)も同校の先輩で師と仰ぐ森下(現・広島)に直伝された鋭い変化球を武器に一気にドラフト上位候補に。兄はソフトバンク・川瀬晃。
【12球団スカウトの前で7回13Kと圧倒的な投球をする山下】
左投手でいうと根本(苫小牧中央)、下(健大高崎)、髙田(静岡商)、松本(横浜)、若杉(明豊)あたりが候補。
やはり注目は苫小牧中央・根本。170センチと上背こそないもののテークバックの小さなフォームで翻弄。中学時代は全国制覇を成し遂げるなど全国での経験も積み、大舞台に強いのも魅力。今年の高卒左腕の中ではトップクラス。
健大高崎の下はスリークォーター気味の長身サウスポーで、昨秋に東海大相模の強力打線相手に9回2失点の完投勝利を挙げ、知名度が上がった。
スタミナもあり、チェンジアップが持ち味となっており、左の先発候補になりえそうです。
選抜代替試合では、帯広農業相手に負けましたが、評価は高いと思います。
【根本 悠楓(苫小牧中央)】
そのほかにも注目投手はいます。
片山(白樺)、豆田(浦和実業)、篠木(木更津総合)、藤江(大阪桐蔭)、内田(埼玉栄)、笠島(敦賀気比)、有馬(都城東)...
挙げたらきりがないですけど、この中だと篠木(木更津総合)はかなり注目を浴びていると思います。
2020年千葉大会での専大松戸との決勝でも1失点完投勝利を挙げるなど力を発揮しています。テンポが非常に良く、気づいたら抑えられています。
おそらく進学だと思いますが注目ですね。
個人的な推し選手は、何人かいますが一人だけ紹介します。
飯山高校の常田唯斗 投手です。
最速は140キロ中盤ですが、力感のないフォームから繰り出される直球に打者が振り遅れるシーンが印象的です。
まだまだ細身でスタミナが課題ということですが、これからもっと注目していきたいと思います。
【常田 唯斗(飯山)】
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以上です。
皆さんも自分の推し選手を見つけて一緒にドラフトを楽しんでいきたいです。
それでは、また。
P.S ドラ1筆頭候補だった東海大・山崎伊織投手が怪我の影響(トミージョン)で社会人野球に進むことが決定的となりました。怪我を治して2年後に圧倒的ドラ1として期待したいですね。