懐かしの外国人シリーズ ~アブレイユとの思い出編~
皆さん、こんにちは。
2020年、プロ野球開幕日が6月19日(金)と正式に発表されました。
開幕カードは現時点で正式に発表されていませんが、日ハムは敵地での西武戦が濃厚です。
合わせて、6月2日(火)からの練習試合の対戦カードも決定しました。
ロッテ、横浜、ヤクルト、巨人、各3試合の計12試合です。
ロッテ戦初戦では、約1年ぶりに上沢投手が先発復帰し、2イニングを投げるということで練習試合から見どころ盛りだくさんです。
(ちなみにロッテ戦では佐々木朗希投手の登板もあるみたいです。)
近況報告はこの辺にして、アブレイユ選手を振り返ってみましょう。
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ミチェル・アブレイユはメキシカンリーグから春季キャンプでの入団テストを経て、日ハムに201 3年加入しました。
「アブさん」の愛称で親しまれ、虫のアブとかけて「アブさん2発 ぶ~んぶ~ん飛ばす」という見出しが紙面を踊ったこともありました。
2014年の途中に解雇されているため、実質、2013年の1シーズンのみの1年間と短命に終わってしまいましたが、その年はHR王に輝いています。
そんな彼の成績がこちら。
2013年は、見てのとおり素晴らしい成績を残しました。
パリーグ史上3人目となる来日1年目にHR王になったり、ベストナイン(DH)にも輝くなど目立ったシーズンでしたが、意外にもアブレイユ選手のことを忘れている日ハムファンも多かったりと、地味な選手というイメージは個人的にぬぐえてないです。
1年ちょっとという短命だった点とシーズンの途中でチームを去ったという点も影響しているかもしれませんね。
ところで、2014年彼の身に何があったかというと、、、彼を苦しめたのは腰痛でした。
開幕こそ何とか一軍で迎えますが、翌日には軽度の腰椎椎間板ヘルニアで抹消。アメリカでの治療を経て、7月下旬に復帰するも、さらに悪化し、退団という流れです。
これは真偽は不明ですが腰痛の原因もオフシーズンの不摂生で、増加した体重により発症したとも言われてました。
ちなみに、腰痛から復帰かといわれていた6月時点で当時、在籍していた外国人選手の調子も良く、外国人枠の関係でアブレイユ退団の選択肢には迷わなかったんだと思います。
クロッタ 29試合 0.60 19H
アンソニーカーター 17試合 1.10 6H
メンドーサ 3勝6敗 2.70
ミランダ .252 9本 36打点
この時点では、調子良さそうですね。一年間活躍したかは触れませんが(笑)
そんなこんなで退団してしまったアブさんですが、2013年の活躍は間違いなく本物でした。
個人的に鮮明に覚えているのは、旭川スタルヒン球場で放った場外弾です。横浜・神内靖の直球を完璧に運んでの15号ツーランは綺麗に夜空に消えていきました。
1塁についていたブランコも驚いたことでしょう。
アブレイユといえば右中間へのホームランも持ち味で、同方向への打球は失速せずそのままスタンドインする印象でした。
非常に頼もしかったです。
打率も.284とホームランだけではない姿を見せていただけに複数年活躍している姿が見たかったですね。
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やはり、長く活躍するということは大変なことですね。外国人に限らず。
個人的には、とても好きな選手だったのでアブレイユ選手のことを皆さんも忘れないようにしましょう。
YouTubeには2013年、アブレイユの放った全31本が見れる動画もありますのでお勧めです。
それでは、また。
P.S 今日、チーム練習でのケースバッティングで秋吉が滅多打ちされていました。正直心配です。開幕までに合わせてくれますかね。。。