懐かしの外国人シリーズ ~ホフパワーとの思い出編~
皆さん、こんにちは。
今月、25日に専門家の意見を聞き、無事、47都道府県すべてで緊急事態宣言が解除されれば、6月19日のプロ野球開幕が正式に発表されるということでいよいよという感じになってきました。
今のところ、緊急事態宣言は解除される方向に動いているようなので25日の首相の会見を心待ちにしていきたいところです。
6月2日からの実質的なオープン戦(12試合)は関西で、広島、ソフト、オリ、阪神。関東で日ハムをはじめとする8球団が試合を行う模様。
怪我からの回復が待たれる上沢投手も自身曰く、8割5分の状態まで回復しているみたいなので開幕早々ローテに入れそうです。先発投手陣が楽しみです。
開幕まで辛抱しながら、今回はホフパワー選手を振り返ってみましょう。
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本名、〈ジェームズ・マイカ・ホフパワー〉。
彼は、2011年から3年間、北海道日本ハムファイターズでプレーした助っ人外国人である。
日ハムに入団する前は、シカゴ・カブスに所属しており、2009年には打率こそ低いものの105試合に出場するなど一定程度の爪痕を残したが2010年は低迷。
カブス時代、同僚だった福留孝介から日本球界の情報を仕入れるなどした結果、日ハムに入団することを決意。愛する妻子と共に北海道に渡った。
当時の山田GMのコメントがこちら
「ハーグシャイマー、ウィンタース両スカウトが2年越しで追ってきた選手。ホフパワー選手の獲得は、粘り強く調査を進めてきた二人のおかげです」
非常に期待されていますね。シーズン前は高橋(信)、中田、二岡とスタメン争いすると言われていました。
長打力不足に悩む北海道のチームと家族のために挑んだ彼の3年間の成績がこちら。
この前紹介したスウィーニー選手と成績の推移が似ていますね。3年間在籍し、2年目のシーズンにキャリアハイを記録しています。
こう見ると、2年目に成績を上げる助っ人外国人もけっこう多いのかもしれないですね。そう考えると本当にアルシア選手の2年目も見てみたかったです。
結果的にホフパワーは長打力を期待されながら3年間で31本と持ち前のパワーを発揮しきれず帰国となってしまいました。
皆さんの、印象にも残っているかもしれないですが個人的には、低めの球を漏れなく振るホフパワーの姿をよく覚えています。
3.7打席に1回三振する計算なので非常に多いですね。
そんなホフパワーですが、彼の魅力は別にありました。それは何といっても ”意外性” です。
彼は、2012年6月にスカパー!サヨナラ賞を受賞したり、2013年5月にはプロ野球史上7人目の快挙、2試合連続満塁ホームランを放っています。(ちなみに、2018年にオリックス・杉本が8人目の男になっています。)
しかも、3試合目もしっかりと満塁の場面で打席が回ってきているので持っている男です。結果は、外野フライで史上初の快挙とはなりませんでしたがその打球もけっこう、惜しかったです。(笑)
ソロ本塁打が少なく、3ランや満塁弾が多いのがホフパワー。意外性がありますね。
この意外性も評価されて3年在籍できていたのかもしれないですね。
あと、ホフパワー選手で思い出したのは、応援グッズ。
マイカ・ホフパワー選手と北海道名物の真イカをかけてイカの応援ボードやイカール星人の被り物を掲げていた観客の方もいましたね。函館は特に多かったです。(笑)
北海道のファンは本当に温かいですね。セギノールにはバナナ、レアードには寿司など外国人選手にも彼らにちなんだグッズがいろいろ出来上がります。
選手が打席に入るたびに様々なグッズが飛び出るのも球場観戦の醍醐味の一つです。
最後に、プチ情報を挙げるとすると、ロッテ戦に滅法強かったです。2012年の14本の内実に、半分がロッテ戦でした。
半速球に強かったので渡辺俊介などカモにしていました。
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以上です。
どうでしたでしょうか。ホフパワー選手を思い出しましたか?
また、どんどん歴代の外国人選手たちを振り返っていくのでお付き合いお願いします。
それでは、また。
P.S ホフパワーってけっこう言いづらい?!ですよね。祖母はよく「ホスパワー」と呼んでいました。まあ、確かに「干すパワー」の時もありましたけどね。(笑)