オープン戦の順位とシーズンの順位の相関性について
新型コロナウイルスの影響で開幕の延期が決まったプロ野球ですが、本来であればこの週末でオープン戦も終わりの予定でした。
ですので、今回はオープン戦の関連性について書いていきたいと思います。
去年は、まさかのオープン戦順位が最下位でシーズンインをしました。シーズンが始まる前から「オープン戦最下位の呪い」がささやかれるなか、私自身は楽観的に考えていました。しかし、終わってみれば案の定!?のBクラスの5位に沈んだ。
本当にオープン戦の順位は関連性はあるのか、そのあたりのことについてだらだらと書いていければと思います。
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オープン戦の順位が1,2,3位及び、10,11,12位だったチームは公式戦どうだったか。10年間参考に見ていきたいと思います。
*球団横の丸数字はそのシーズンの順位です。
とりあえず、表にしてみましたが…正直、関連性とかは見えないですね (笑)
ずっと言われている最下位の呪いだけはすごいですけど。この10年でAクラスに入ったチームがいない上に、半分の5回が最下位という惨状。
関連性の見えないところですが、表を見ていて思ったのは、オープン戦を苦手としているチームと得意にしているチームがいて、チームによって相関性のあるチームとないチームがあるのかななんて思ったり思わなかったり。
球団別に見ていきたいと思います。
楽天・・・オープン戦は得意としており、上位に入ることも多く、下位に入ることはここ10年にない。しかし、上位に入った4回中3回がシーズンで最下位になるなど負の相関性がある。オープン戦で上位に入ると危ないかも!?
ソフトバンク・・・オープン戦も大得意としており、もはや無敵。言わずもがなシーズンも無敵で手を付けられない。相関性とかどうこうの話ではない。
巨人・・・各年で順位が大幅に動き、割とむらっけがある。正の相関性があり、上位に入った時はAクラス、下位になるとBクラスというような場合が多い。
中日・・・オープン戦を苦手としており、ここ10年上位に入ったことはない。下位に入ると必ず、Bクラスと正の相関性がある。
阪神・・・オープン戦を苦手としながらも、下位に沈んだ年はAクラスにいることも多く負の相関性がある。
ほかの球団については上位にも下位にも入る回数がまちまちでいまいち相関性はつかめない。
まあ、上記の5球団も完全に相関性があるわけではないですが、参考程度に。
これを、参考に今年の順位を見てみると・・・
*順位は3月14日時点のもので、あとオープン戦は1試合残っています。
本日、巨人の最下位が決定しました。オープン戦最下位の呪いが継続されるのか、覆すのか見ものですね。
上位陣を見ると、パ3球団が独占しており、ソフトバンクが当たり前のように2位につけており、西武がトップ。
楽天が3位にいますが、楽天は上位に入るとシーズンで最下位の可能性があるので注目ですね。
肝心の日ハムは7位につけており、定位置という感じ。まあ、勝ち越していますし十分だと思います。まだシーズン開幕まで長いので焦らず、調子のよい選手は維持し、調子の悪い選手はラッキーだと思って整えてほしいです。
オープン戦の成績の関連性についてみてきました。オープン戦は勝ち負けどうでもよいなんて言われがちですが、個人的には強いに越したことがないと思っています。
強いチームはオープン戦とは言えど、ある程度勝っていますし。
でも、いい順位でオープン戦を終えても開幕まで逆に心配になってしまう。
どっちにしても心配になる、それがオープン戦です。
気楽に見れるオープン戦個人的には好きです。
それでは、また。
P.S そろそろ応援歌なしの無音試合飽きてきました(笑) 新応援歌の発表も待ちどおしです。