開幕ローテについて
今回は、開幕も迫ってきましたので開幕ローテーションについて書いていきたいと思います。
去年、日ハムは5位に沈んだわけですが、その要因の一つとしてよく解説陣やニュースに取り沙汰されたのは先発投手です。
2019年は、先発投手の駒が少ないながらも、ショートスターターを駆使し、序盤は健闘していましたが夏場に急失速し、万事休す。
上沢、マルティネスの抜けた穴は、もちろん大きかったですが、それでも先発の駒が少ない感は否めなかったですよね。
*下に2019年の開幕前予想ローテがどんな感じだったか張っておきます。
個人的な意見としては、ショートスターターをやるのはいいんですが、2019年は、キャンプから今年はショートスターターをやる、やる!!という感じでショートスターター用の調整をしているような感じがして嫌でした。
あくまでも先発ローテをしっかりと回せる選手を育てる前提でいてほしいです。ショートスターターが悪いとは言いませんが。
イニングイーター好きにとっては完投完封を目指せる選手を育ててほしいのです。
そんなこんなで今年の開幕ローテはどうなりそうか見ていきましょう。
*2019年開幕前予想ローテ
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2020年の開幕ローテ候補はざっと挙げるとこんな感じです。
怪我の上沢を除いたうえで10人を挙げてみました。
平均年齢が若いといわれる日ハムですが先発投手は24歳から26歳くらいの世代がぽっかりと空いているような印象。
有原は開幕投手として開幕ローテ入りが決定し、マルティネスも一部報道で3戦目の先発が濃厚ということなのでこの二人は確定とし、そのほかの候補についてみていこうと思います。
〈杉浦〉 実戦3試合9回6安打8K2BB 失点2 2.00
・傷も癒え、登板制限がなくなった今季、開幕ローテ筆頭候補に。改良したフォークを武器にキレのいい直球も変わらず、安定した実戦内容。
現状、当確に近い有力候補として君臨。
〈バー〉 実戦3試合8.2回7安打6K6BB 失点6 6.23
・栗山監督も喉から手が出るほど欲しかったという新外国人右腕。ツーシーム、カーブ、スライダー、チェンジアップとすべての球種のレベルは高いもののカーブの変化量が多すぎて、逆に打者が手を出してこない印象。あとは、クイックが遅く、致命的とならなければいいが、、、
〈河野〉 実戦3試合7回4安打7K2BB 失点2 2.57
・初めて見た即戦力右腕。小柄ながらもタイミングの取りにくいフォームで打者を翻弄。カーブと直球の球速差が40と効果的。球速も150に迫るなど全盛期の吉川を彷彿とさせる投球で、開幕ローテは近い。
〈ロド〉 実戦4試合10.1回11安打8K1BB 失点2 1.74
・着実と成長を見せる3年目の陽気なドミニカン。投球スタイルから被安打こそ多いものの、ゴロを打たせる投球は健在。外国人枠の問題もあり、起用法は流動的だがローテで固定すればある程度は勝利をあげそう。
〈加藤〉 実戦3試合5.2回6安打3K0BB 失点1 1.58
・ショートスターターの申し子。しかし、今年は本人も長いイニングを投げる意思はある模様。ショートスターターでの起用がイメージが先行するが果たして、、、
〈金子〉 実戦3試合7回6安打2K1BB 失点1 1.29
・本人は中継ぎでの起用を要望しているが、先発で回してほしい気持ちも強い。先発の駒が去年よりは充実しているので本人の希望通り中継ぎ起用か。3戦連続先発金子など栗山監督も奇策をほのめかす。
〈吉田〉 実戦4試合5回3安打3K5BB 失点0 0.00
・実戦4試合で失点0と結果は残すものの、内容は決していいとは言い切れないマウンドが続く。四球連発したり、直球が上ずったり、試練のマウンドが続く。栗山監督は中継ぎから入り、先発に転向する山本由伸パターンもありかと模索している。
〈村田〉 実戦4試合6回7安打6K1BB 失点2 3.00
・米仕込みの逆輸入右腕も35歳とベテランになった。去年は、開幕前後から行方不明になってのちに怪我が判明して出遅れたが、今年は元気そう。ロングリリーフもこなせるだけに貴重な存在として活躍したい。
ここまで、ざっと候補を見てきましたがこれを踏まえて決定していくと、、、
なんとも無難な感じで決めてしまいましたが、ポイントはロドリゲスの抹消して外国人枠をフル活用することと、杉浦をカード頭に使うこと。
この予想を覆す選手がこれから出てきたら非常に面白い2020年シーズンとなりそうですよね。
上沢が帰ってきたときには強力な先発陣になると思っています。
それでは、また。
P.S オープン戦で本日、阪神に大勝し去年のオープン戦勝利数を超えました。オープン戦勝ち負け関係なしとは言えど一安心です。