今だからこそできるドラフト採点~2014年編~
今回は、ドラフトの採点企画をやっていきたいと思います。
ドラフトは5年経ってからようやく採点できるなんて言いますよね!
ということでまる5年経過した2014年のドラフトをしていきたいと思います。
ドラフトの採点自体はドラフト終了後、すぐ本やニュース記事などで様々な人が行っていますが、直後の採点と5年後の採点の違いはこんな風にとらえています。
・直後の採点… そのチームの補強ポイントに適していた選手を獲得できたかどうか
・5年後の採点… その選手自体を評価できるとともに指名して正解だったか
→ 5年、10年経つことで、
選手自体の採点が可能に💡
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それでは早速、これまでの通算成績及びキャリアハイシーズンの成績とともに2014年のドラフトを振り返ってみましょう。
*2020年シーズンも現役の支配下選手のみキャリアハイは記載
4球団競合の逸材。
昨年は15勝を挙げ、開花。 最多勝のタイトルに輝く。
去年の成績を続けて、真のエースになり、MLBに挑戦してもらいたい。
5年で52勝は立派。
*キャリアハイは2019年シーズン
今年は、けがの影響で出遅れるも98試合に出場した未来の正捕手。
大型の打てる捕手というドラフト時の評価通りに、これから長打力などもアピールしていってほしい。
*キャリアハイは2019年シーズン
1年目から打率.285を記録するも2年目以降は、けがなどに悩まされ、思うような成績は残せていない出世番号26を背負う男。
ファンからの期待値だけは高いが、今年もキャンプ前に負傷。
最大の敵は怪我。
*キャリアハイは2015年シーズン
去年60試合投げた、日ハム期待のリリーバー。
山形中央高校出身であり、石川が登板するたびに地元のテレビでニュースになる。
去年は、成績のわりにイメージがよくないが、被打率.197、奪三振率12.42はかなり立派。
*キャリアハイは2019年シーズン
地元枠の即戦力左腕として期待されたが2017年に戦力外通告。
100キロ台のカーブを武器としてたがなかなか通用しなかった。
現在は室蘭シャークスで選手兼コーチとして活動。
高校時代独自の調整方法で話題に。
二軍でリリーフの柱として投げ続け、2018年は一軍に出場するも2019年に無念の戦力外。
来季からはJR北海道の社会人野球チームに在籍する見込み。
2軍で首位打者に輝くシーズンもあり、大いに期待されたがそれ以降、打撃が急に落ち込み2019年オフに育成契約に。
ロッテの兄・卓也も戦力外となっており、高濱家は厳しい状況だがまた一軍の打席に立つのを夢に頑張ってほしい。
2018年オフにヤクルトへトレードされ開花。
通算安打が一気に97まで増え、淺間を抜く。
日ハムに残っていればという人もいるが、ヤクルトに移籍したからこそ残せた成績であると思う。
それがトレードの効果だと思う。
*キャリアハイは2019年シーズン
彼については、この記事を参照してください。
9名と選手数が多かったので、簡単に振り返ってみました。
現役選手は瀬川、立田、佐藤を除く6名で一人がヤクルトにトレード、一人が育成契約という状況。
有原、清水、石川、太田は2019年にキャリアハイを達成しており、熟す寸前というところまで来ている。
直後のドラフト評価はあまり重要視してないですが、当時のドラフトの評価は、有原を当てた日ハムはもちろん高評価でした。
有原以外でも淺間、清水と一部で外れ一位候補とされていた二人を指名し、さらに石川や立田、高濱など期待の大器を獲得したことでドラフト直後の採点では軒並み高得点。
5年経った今だから言えることは、淺間が怪我が多い選手で伸び悩んでいることと、立田が未完の大器で終わったこと。
これを差し置いても2014年は割と、ドラフト直後の評価通りいいドラフトだったと思う。
採点つけるとしたら90点くらいでしょうか?
下位でも、太田賢吾が芽を出しつつありますからね。
ほかのチーム指名も見ましたが日ハムはウエーバー順もあまり高くない割にはかなりいい指名ですね!
ちなみに日ハム意外だと当時、楽天、阪神あたりが評価されていました。
5年経った今では正直微妙ですが…
5年たった2014年のドラフトを振り返りましたが、直後の評価とあまり変わりませんでした。
記事としては直後の評価と変わったほうが面白いのかもしれないですけど、評価が違うということは有原、清水、淺間あたりが総崩れしているということなのでファンとしてはうれしいことですね!
また、次の機会にほかの年度も評価できればと思います。
それでは、また。
P.S. 万波1軍キャンプスタートはうれしいですね。次からはキャンプ記事書いていきます!