有原王國’s

日ハムを応援するブログ。来たれ、日本ハム黄金時代!

2020年 1、2戦目をあの指標で振り返る。

皆さん、こんにちは。

 

ついに、2020年、プロ野球が開幕しました。

無観客での開幕とはいえ、各球場は熱気に包まれまていました。

 

ようやく日常が戻ってきたという感じですね。

プロ野球の醍醐味の一つである応援歌が聞けないのは少し残念ですがこればかりは仕方ないです。

 

野球を観れる喜びをかみしめながら優勝に向かっていきましょう。

 

今回は、1戦目と2戦目について以前、当ブログで紹介した指標を用いて振り返っていきたいと思います。

 

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開幕戦こそ、0-3で敗戦しましたが、2戦目は2-1で見事に勝利。

この2つの試合について独自の指標で評価していきたいと思います。

 

 

ariharaokoku.hatenablog.com

 

詳しくはぜひ、記事をご覧ください。

 

正直、2戦目に関しては投手の活躍が大きく、投手陣の活躍が勝利に導いたといっても過言ではありません。

今回、打者だけの評価しかできませんが、ご了承ください。

 

それではどうぞ。

 

開幕戦は、ニールの前に打線が沈黙。わずか2安打で完封負け。見どころも作れず敗戦となりました。

 

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当たり前ですが、完封負けともなるとほとんどの選手がマイナスとなります。

チーム合計は「ー28」...

 

そんな中、唯一プラスをたたき出したのが渡邉。

渡邉はこの日無安打でしたが、四球を2度選び出塁し、好機を演出しました。

 

一方、石井はその渡邉が演出した好機にことごとく凡退したためチームワーストの「-7」となっています。

1、2打席ともに、1・2塁の好機で凡退しました。

 

これをみると渡邉と石井の結果が連動していますね。

 

西川、大田にも同じような結果になっています。

西川が四球や盗塁等で活躍し、プラスマイナス0に抑えている一方、それを生かしきれなかった大田は「-6」と低調。

 

好機をいかに生かしきれなかったが数字としてわかりますね。

 

この数字を何試合も統計取っていければもしかしたら理想の打線の組み方もわかってきたりなんて思ったり思わなかったり。

 

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2戦目は、見事に勝利を飾りました。

キャプテン西川の1000安打を皮切りに、レべチ中田の決勝タイムリーツーベース、中継ぎ陣の活躍で薄氷の勝利。

 

キャプテンの記録達成に花を添えるナイスゲームでした。

 

そんな2戦目は、こちら。

 

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チームは勝利もこの日も5安打と打ち崩したとは言い切れません。

チーム合計「-16」からも、この日の勝利がいかに投手陣の頑張りもあってこそのものだということが伝わります。

 

中田はもちろんプラスの値で、一目瞭然に活躍したことが伝わります。

 

石井と大田が前日に続いて大きなマイナスを記録。大田は安打こそ放ったもののランナーなしでの安打でしたし、チャンスでの凡退が響いた形。

 

石井もあたりこそいいものの野手の正面を突くあたりが何度も…

去年の序盤もいい当たりこそ放っていましたが、ヒットにはならずという場面が多かったので今年こそ安打量産で飛躍につなげてほしいところですね。

 

頑張ってほしいです。

 

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この2試合見て、大田と石井の打順が大事なのだと感じました。

やはり、西川や渡邉は出塁率の高いバッターですのでそのあとに打つバッターは非常に大事です。

まあ、わかりきったことですが(笑)

 

そして、やはり四球は大事な出塁だと感じました。
渡邉なんかは2試合無安打ですが、4四球を選んでいます。打点こそ稼げませんが、後続のバッターにつなげるというのはほんとに大事なことです。

 

打線もその選手の役割を決めて組めると非常に強いですね。

そう考えるとやはり渡邉を2番に入れて、、西川、渡邉、近藤で塁に出て中田で返す形がベストだと思いました。

 

渡邉を2番に入れましょう!

 

 

それでは、また。

 

 

 

 

P.S  野村をもう少し使い続けてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

練習試合 総括&雑感

 

皆さん、こんにちは。

 

 

今年の公式戦で採用される特別なルールが発表されました。

 

・出場選手登録人数は現行の29人から31人に変更

・ベンチ入り人数は25人から26人に拡大

・延長は10回打ち切り

・補強期限は7月31日から9月30日に変更

 

このほかに外国人枠も4人から5人への変更が協議されているみたいです。(出場は4人まで)

 

新しいルールを最大限に活用していきたいですね。

 

2日から始まった練習試合もあっという間に明日で終了です。

明日の1試合を残して日ハムは、5勝3敗3分と昨日の勝利で勝ち越しが決定。

 

練習試合なので勝敗はあまり関係ないですが、ここ最近は若い選手の活躍も目立ったりと試合内容も良いような気がします。

 

その辺も含めて練習試合の総括をしていきましょう。

 

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6月13日現在、11試合を消化しています。(1試合は5回降雨コールド)

 

2か月以上実戦から離れていましたし、自主練習はしていたとはいえ、体もなかなか実戦モードにすぐにとはいかないでしょうから、この11試合もフル出場する選手は少なく、様子を見ながらの出場となっています。

 

主力を休ませるという名目で3連戦の3戦目は若手中心のメンバーでスタメンが組まれ試合が行われていました。

 

若手にとっては1軍の投手や打者と対戦する数少ない機会ですから大いに勉強になったことでしょう。この機会を利用して、野村や万波などアピールに成功した選手もいます。

 

そんな11試合の打者陣の成績がこちら。(投手は一人の投球回が少ないため割愛。)

 

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これを見ると上位打線はある程度機能していると思います。

 

その証拠に、この練習試合は初回の得点がとても多かったです。

11試合での得点は「48」ですが、その42%あたる「20」が初回に得点したものです。

 

西川が出塁し、大田がランナー進める、もしくはタイムリーを放ち、近藤、中田で得点する黄金パターンがかなり見られていたと思います。

 

1番から始まる攻撃はどのチームにおいても一番得点しやすいパターンの一つです。

1番から始まる攻撃は1試合にそうこないですが、野球は初回、必ず1番から攻撃を開始することができるため、初回に得点するということはかなり大事なことです。

 

さらに初回に得点するとチームは流れに乗るので、初回の得点を狙っていきましょう!くしくも日ハムはビジターでの戦いが開幕後、続くので必ず1回表の攻撃があります。

 

相手チームより先に攻撃し、先に得点をとれるチャンスが毎試合きます。

ホームチームはサヨナラの特権」があるのに対し、「ビジターチームには先制点を取る特権」があるのです。

 

練習試合でみられたこの傾向を開幕後も続けていってほしいですね。

 

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各選手の成績に目を移すと、近藤、中田、渡邉あたりの調子が特に良さそうですね。

 

近藤はオープン戦全くでしたがしっかりと合わせてきた印象。

メディアなどでは、120試合なので4割に届くチャンスと毎日のように言われているのを耳にしますが、

 

個人的は、たった23試合しか減ってないじゃん!打席自体、膨大な数立つのに変わりはないので厳しいかなと思っていますが、記録に執着しない程度に頑張ってほしいです。

 

中田も相変わらず調子いいですし、渡邉も安定感まで出てきて、調子が悪くてもある程度の成績は残してくれそうな感じまであります。

 

先週記事に書いた王は、打率こそ低調ですが引き続き期待したいです。

 

清宮含め、野村、万波若手陣も頭角を現してきているので、今日臨む最後の試合に期待したいです。

 

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一方の投手陣は、先発陣の調子が良さそうです。有原を筆頭にマルティネス、バーへイゲン、河野、杉浦と続きます。

 

上沢についても完全復活の目処が立ち、巨人戦では3回5K、最速148キロ を計測。

上沢持ち味の140キロを超える変化球も披露していました。

 

ちょっと心配なのが中継ぎ。怪我人や行方不明者が多いです。

 

中継ぎもこなせるロドリゲスが膝の軟骨除去手術のため離脱しましたし、西村も怪我。浦野や、石川直也、長谷川についても行方不明となり、登板がありません。

 

右の速球中継ぎ1番手が生田目という状況を聞くと厳しい状況をお察しいただけると思います。

 

先発が試合を作り、なるべく長く投げ、戦い抜くしかないでしょう。

 

先発予想ローテはこちら。

 

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カード頭を任されそうな有原、マルティネスを同一カードに合わせてますが、これは23日の楽天戦から怒涛の6連戦が始まるため。

6連戦となるとローテピッチャー全員と当たるため、カード頭にだれをという議論はしなくていいからです。

 

そのかわり、疲れが溜まるであろう6連戦の初戦を全員で乗り切るスタイルにしています。

 

6連戦が続くという異例の形ですが、みんなの力を合わせて戦い抜きましょう。

 

19日から試合の勝敗に一喜一憂する日々が楽しみですね。

 

 

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

P.S  今年飛ぶボールになりました?異常なホームランを毎日のように見るんですが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



クローズアップ☆ファイターズ 王柏融編 ~台湾の至宝、本領発揮か~

 

皆さん、こんにちは。

 

練習試合も始まり、いよいよ開幕への機運は高まってきました。

ここまでファイターズは6試合を消化し、1勝2敗3分けとなっています。(ロッテ3試合、DeNA3試合)

 

ぱっと見る感じ、打撃陣はまずまずなのではないでしょうか。

どちらかというと、投手のほうが苦戦を強いられているといった状況。

 

これは日ハムだけではなく、ほかのチームも同じなようで、乱打戦になっている試合が結構あります。ロースコアゲームは少ない印象。

 

こんな状況を鑑みてか、栗山監督は、開幕当初はショートスターターを多く採用し、先発投手に100球はまだ投げさせないなどと発言をしています。

 

シーズンを通して6連戦が続く状況に備えてということも考えての策でしょうが、今年はなんとなくスタートダッシュを決めたチームがいつもより有利にシーズンを展開できる気がしているのでスタートからの失速だけは避けてほしいものです。

 

それでは、王選手について書いていきましょう。

 

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一昨年、入団会見は多くのメディアを集めて、華やかに行われましたが、1年目の成績は、台湾で2年連続4割をマークした彼にとって、また日ハムファン、台湾のファンにとっては満足のいく内容ではなかったに違いないです。

 

そんな1年目の成績がこちら。

 

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表にも書きましたが、後半戦に2度の離脱を経験しました。(前半戦も1度、ハムストリングスを痛めて3週間ほど離脱していました。)

 

7月に守備機会で右肩を痛め、右肩関節骨挫傷。8月に復帰するも、その復帰戦で千賀に死球を受け、左足打撲。後半戦2度目の離脱でした。

 

前半戦は、持ち前のバットコントロールを披露し、3割に乗せていた時期もあっただけに非常に残念でしたよね。

 

その8月の復帰した試合も千賀相手に2安打1四球と活躍していましたし…

 

1年目は4割バッターの片鱗は見せたといっていいと思うんですけど、なんせ打球の弾道が上がってませんでした。

 

台湾時代は、打球が綺麗に弧を描いて、豪快にバット投げまで披露している本塁打が何本もありましたが、去年は野手と野手の間をコロコロと転がるヒットが多かった印象です。

 

長打率も.327、本塁打もたったの3本でした。

 

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ところが2020年の王柏融は一味も二味も違います。

 

まず、背番号が「3」に変わりました。引退した田中賢介が王のためならと直々に、譲りました。

 

渡邉あたりがもらうかと思っていたので正直、驚きました。(9へのこだわりもありましたし)

 

王は、大ベテランからの厚意に対して結果で示さねばと自覚も芽生えていることでしょう。

 

次点に、オフの厳しい自主トレで体つきが一回り大きくなりました。特に太ももはサイズアップしていました。

古巣のラミゴとの練習に混ざったりと、精力的にトレーニングした成果ですね。

 

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(去年のころと比較しようと思いましたが、わかりやすい写真ありませんでした笑)

 

あと、大きかったのは小笠原コーチとの出会いじゃないでしょうか。王選手はキャンプ初日から小笠粟原コーチに手取り足取り習っていました。

 

初心者である自分にもわかるくらいスイングにも変化があり、振り切れるくらいスイングができるようになりました。

 

台湾時代は振った後に背中にバットが巻き付くようになるくらいまさに振り切っているという感じでしたがそのかんじに戻ったと思います。

 

なんかうまく表現できませんが(笑)

 

オープン戦など1試合終わるたびに小笠原コーチにアドバイスをもらい、常に最善のスイングと思い切りの良さも出るようになってきていると感じます。

 

その成果もしっかりと出ていて、オープン戦では、.300(30-9)ホームランこそなかったものの長打率は .433をマークしました。

 

オープン戦終了後の昨日までの練習試合も結果を残し続け.315(19-6)をマークし、本塁打も3本放っています。

 

去年、1年で3本だったことを考えると成長を感じられます。7試合で3本です。

 

2試合連発もありましたし、台湾時代はよく放っていた逆方向への1発もありました。

 

www.youtube.com

 

心なしか打たれた平井もびっくりしているように見えます。

 

いろいろ言ってきましたが、少なくとも去年よりも期待できるのではないでしょうか。

 

もし調子が悪くなったとしても小笠原コーチと2人3脚で厳しいシーズンを乗り切ってほしいと思っています。

 

ここまで度々、「台湾時代と比べて」と発言してきましたが、台湾での姿に戻るよりもっともっと生まれ変わって進化した ”新しい王柏融” を私たちファンに見せつけてほしいです。

 

 

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それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S  練習試合で全く投げない選手がいますが、たぶん怪我したんでしょうね…

   石川(直)と長谷川です…

 

 

 

 

懐かしの外国人シリーズ ~アブレイユとの思い出編~

 

皆さん、こんにちは。

 

2020年、プロ野球開幕日が6月19日(金)と正式に発表されました。

開幕カードは現時点で正式に発表されていませんが、日ハムは敵地での西武戦が濃厚です。

 

合わせて、6月2日(火)からの練習試合の対戦カードも決定しました。

ロッテ、横浜、ヤクルト、巨人、各3試合の計12試合です。

セリーグが多く、時期も時期なので交流戦みたいですね。(笑)

 

ロッテ戦初戦では、約1年ぶりに上沢投手が先発復帰し、2イニングを投げるということで練習試合から見どころ盛りだくさんです。

(ちなみにロッテ戦では佐々木朗希投手の登板もあるみたいです。)

 

 

近況報告はこの辺にして、アブレイユ選手を振り返ってみましょう。

 

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ミチェル・アブレイユメキシカンリーグから春季キャンプでの入団テストを経て、日ハムに201 3年加入しました。

 

 

「アブさん」の愛称で親しまれ、虫のアブとかけて「アブさん2発 ぶ~んぶ~ん飛ばす」という見出しが紙面を踊ったこともありました。

 

 

2014年の途中に解雇されているため、実質、2013年の1シーズンのみの1年間と短命に終わってしまいましたが、その年はHR王に輝いています。

 

 

そんな彼の成績がこちら。

 

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2013年は、見てのとおり素晴らしい成績を残しました。 

 

 

パリーグ史上3人目となる来日1年目にHR王になったり、ベストナイン(DH)にも輝くなど目立ったシーズンでしたが、意外にもアブレイユ選手のことを忘れている日ハムファンも多かったりと、地味な選手というイメージは個人的にぬぐえてないです。

 

 

1年ちょっとという短命だった点とシーズンの途中でチームを去ったという点も影響しているかもしれませんね。

 

 

ところで、2014年彼の身に何があったかというと、、、彼を苦しめたのは腰痛でした。

 

 

開幕こそ何とか一軍で迎えますが、翌日には軽度の腰椎椎間板ヘルニアで抹消。アメリカでの治療を経て、7月下旬に復帰するも、さらに悪化し、退団という流れです。

 

 

これは真偽は不明ですが腰痛の原因もオフシーズンの不摂生で、増加した体重により発症したとも言われてました。

 

 

ちなみに、腰痛から復帰かといわれていた6月時点で当時、在籍していた外国人選手の調子も良く、外国人枠の関係でアブレイユ退団の選択肢には迷わなかったんだと思います。

 

クロッタ  29試合 0.60 19H
アンソニーカーター 17試合 1.10 6H
メンドーサ 3勝6敗 2.70
ミランダ .252 9本 36打点

 

この時点では、調子良さそうですね。一年間活躍したかは触れませんが(笑)

 

 

 

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そんなこんなで退団してしまったアブさんですが、2013年の活躍は間違いなく本物でした。

 

 

個人的に鮮明に覚えているのは、旭川スタルヒン球場で放った場外弾です。横浜・神内靖の直球を完璧に運んでの15号ツーランは綺麗に夜空に消えていきました。

1塁についていたブランコも驚いたことでしょう。

 

 

www.youtube.com

 

アブレイユといえば右中間へのホームランも持ち味で、同方向への打球は失速せずそのままスタンドインする印象でした。

非常に頼もしかったです。

 

 

打率も.284とホームランだけではない姿を見せていただけに複数年活躍している姿が見たかったですね。

 

 

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やはり、長く活躍するということは大変なことですね。外国人に限らず。

 

個人的には、とても好きな選手だったのでアブレイユ選手のことを皆さんも忘れないようにしましょう。

 

YouTubeには2013年、アブレイユの放った全31本が見れる動画もありますのでお勧めです。

 

 

 

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S 今日、チーム練習でのケースバッティングで秋吉が滅多打ちされていました。正直心配です。開幕までに合わせてくれますかね。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

懐かしの外国人シリーズ ~ホフパワーとの思い出編~

 

皆さん、こんにちは。

 

今月、25日に専門家の意見を聞き、無事、47都道府県すべてで緊急事態宣言が解除されれば、6月19日プロ野球開幕が正式に発表されるということでいよいよという感じになってきました。

 

今のところ、緊急事態宣言は解除される方向に動いているようなので25日の首相の会見を心待ちにしていきたいところです。

 

6月2日からの実質的なオープン戦(12試合)は関西で、広島、ソフト、オリ、阪神。関東で日ハムをはじめとする8球団が試合を行う模様。

 

怪我からの回復が待たれる上沢投手も自身曰く、8割5分の状態まで回復しているみたいなので開幕早々ローテに入れそうです。先発投手陣が楽しみです。

 

開幕まで辛抱しながら、今回はホフパワー選手を振り返ってみましょう。

 

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本名、〈ジェームズ・マイカ・ホフパワー

彼は、2011年から3年間、北海道日本ハムファイターズでプレーした助っ人外国人である。

 

日ハムに入団する前は、シカゴ・カブスに所属しており、2009年には打率こそ低いものの105試合に出場するなど一定程度の爪痕を残したが2010年は低迷。

カブス時代、同僚だった福留孝介から日本球界の情報を仕入れるなどした結果、日ハムに入団することを決意。愛する妻子と共に北海道に渡った。

 

当時の山田GMのコメントがこちら

「ハーグシャイマー、ウィンタース両スカウトが2年越しで追ってきた選手。ホフパワー選手の獲得は、粘り強く調査を進めてきた二人のおかげです」

 

非常に期待されていますね。シーズン前は高橋(信)、中田、二岡とスタメン争いすると言われていました。

 

長打力不足に悩む北海道のチームと家族のために挑んだ彼の3年間の成績がこちら。

 

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この前紹介したスウィーニー選手と成績の推移が似ていますね。3年間在籍し、2年目のシーズンにキャリアハイを記録しています。

 

こう見ると、2年目に成績を上げる助っ人外国人もけっこう多いのかもしれないですね。そう考えると本当にアルシア選手の2年目も見てみたかったです。

 

結果的にホフパワーは長打力を期待されながら3年間で31本と持ち前のパワーを発揮しきれず帰国となってしまいました。

 

皆さんの、印象にも残っているかもしれないですが個人的には、低めの球を漏れなく振るホフパワーの姿をよく覚えています。

3.7打席に1回三振する計算なので非常に多いですね。

 

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そんなホフパワーですが、彼の魅力は別にありました。それは何といっても ”意外性” です。

 

彼は、2012年6月にスカパー!サヨナラ賞を受賞したり、2013年5月にはプロ野球史上7人目の快挙、2試合連続満塁ホームランを放っています。(ちなみに、2018年にオリックス・杉本が8人目の男になっています。)

 

しかも、3試合目もしっかりと満塁の場面で打席が回ってきているので持っている男です。結果は、外野フライで史上初の快挙とはなりませんでしたがその打球もけっこう、惜しかったです。(笑)

 

ソロ本塁打が少なく、3ランや満塁弾が多いのがホフパワー。意外性がありますね。

この意外性も評価されて3年在籍できていたのかもしれないですね。

 

   

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あと、ホフパワー選手で思い出したのは、応援グッズ。

マイカ・ホフパワー選手と北海道名物の真イカをかけてイカの応援ボードやイカール星人の被り物を掲げていた観客の方もいましたね。函館は特に多かったです。(笑)

 

北海道のファンは本当に温かいですね。セギノールにはバナナ、レアードには寿司など外国人選手にも彼らにちなんだグッズがいろいろ出来上がります。

 

選手が打席に入るたびに様々なグッズが飛び出るのも球場観戦の醍醐味の一つです。

 

最後に、プチ情報を挙げるとすると、ロッテ戦に滅法強かったです。2012年の14本の内実に、半分がロッテ戦でした。

半速球に強かったので渡辺俊介などカモにしていました。

 

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以上です。

 

どうでしたでしょうか。ホフパワー選手を思い出しましたか?

また、どんどん歴代の外国人選手たちを振り返っていくのでお付き合いお願いします。

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S  ホフパワーってけっこう言いづらい?!ですよね。祖母はよく「ホスパワー」と呼んでいました。まあ、確かに「干すパワー」の時もありましたけどね。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有原王国‘s的日ハム選手名鑑2020 野手編

 

皆さん、こんにちは。

 

オールスター、フレッシュオールスターの中止が決まってしまいましたね。

1年に1度の夢の祭典ですので、非常に残念です。去年、仙台でフレッシュオールスターを生観戦し、楽しさを肌で感じてきただけに、より残念な気持ちです。

 

2年連続選出されながら怪我で出場が叶っていなかった大田選手のオールスター出場がまた潰えてしまいました…

大田選手なら来年、必ずやってくれると信じています。

 

今回は ”日ハムの選手をあまり知らないよという人もこれを見たらすぐわかる” というコンセプトで選手名鑑チックに日ハム選手たちを紹介していきたいと思います。

もう日ハム選手はマスターしてるって方も改めて選手を見るいい機会にしていただけたらと。

 

それでは、どうぞ。

 

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#7  西川 遥輝 

 

”北のスピードスター”の代名詞通り、フィールド内を鮮やかに駆け回る、日ハムが誇る不動のリードオフマン

2020年、新キャプテンに任命され、ついにチームを引っ張る存在になった。

観客から傘を借りて、雨宿りする姿を見せるなど、プレー以外のパフォーマンスにも注目だ。

 

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#5  大田 泰示

 

巨人から日ハムに移籍し、日ハムで開花。

豪快なスイングと、ヘルメットを脱いだ後に見せるサラサラヘアーをかきあげる仕草に注目。

ファンの間では西川を走者に置くときは絶対に西川をホームに返すと有名。

外側のスライダーに手を出すときは不調であり、注意が必要。

 

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#8  近藤 健介

 

右へ左へ打球をはじき返し、毎年、高打率をマークする姿からよくニュースなどでは

”今、4割に一番近い男” と評される。

技術の高さから、後輩などによくアドバイスを求められるようで、オフの自主トレでは多くの後輩を引き連れ、徳之島で近藤塾が開催される。

大田同様、不調時のサインがあり、二ゴロが増えると危ない。

 

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#3  王 柏融

 

台湾の英雄。圧倒的な成績を台湾で残し、万全な状態で来日するも、1年目の昨季は怪我などもあり悔しいシーズンを送った。

台湾時代よりも打球の弾道が上がらずゴロが多かったが、小笠原コーチの指導で豪快なスイングを取り戻しつつある。

正直、あまり上手いように見えない外野守備も、指標としては悪くない数字を残しており、走攻守で2年目の飛躍に期待したい選手。

 

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#21  清宮 幸太郎

 

7球団競合の末に日ハムに入団した未来のスター。大器の片鱗はすでに見せており、あとは一気に開花するのみ。

怪我の多い選手で怪我のないシーズンを送りたい選手の一人であり、怪我さえなければある程度の成績は残せると言われている。

かなりマイペースの持ち主で様々な場面でおちゃめな様子も見せてくれる。

体が柔らかく、1塁守備での180度開脚キャッチにも注目。

 

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#6  中田 翔

 

日ハムの大将といえばこの人。4番に座るが、ホームランを量産するというよりは、打点を多く稼ぐ打者であり、勝負どころでは頼りになる一方、ポップフライや併殺での凡退も多々あり、見る側は忍耐力も必要。

いかつい見た目とは裏腹に優しい一面もあり、SNSには実家に後輩を集めてホームパーティーをする写真がよく投稿される。

影響力のある人柄であり、日ハムの看板選手であることは間違いない。

 

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#23  渡邉 諒

 

ドラフト1位で入団し、期待されながら1軍で成績を残すことがなかなかできなかったが、去年、初めて規定打席に到達し、二桁本塁打も記録するなどようやく開花。

個人的には、自身の登場曲であるGreeeenの”pride”の歌詞が、大器晩成でようやく開花した渡邉にマッチしていて好き。

実は、渡邉の応援歌もこの”pride”の歌詞から引っ張ってきて作られている。

去年、引退したベテラン田中賢介の背中を必死に追う姿に注目。

 

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#9  中島 卓也 

 

ショートの守備は安定しており、鉄壁。ファールを量産するカット打法で粘り、「ねば~る君」の異名をとるが、最近は鳴りを潜めており、守備での活躍に目が行きがち。

盗塁の数も打率と比例しており、打撃の調子を上げることが鍵。

日ハムの誇るイケメンの一人であり、彼氏にしたい選手権では毎年、上位に入り、西川と1位を争っている。

3年契約を結んだだけに大いに期待したい。

 

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野球のやっていない、こんな時だからこそ選手の情報を改めて更新していくのも楽しいですね。

 

選手を紹介していくと余計に野球が見たくなりました。(笑)

 

 

 

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

P.S 渡邉選手の応援歌の話をしましたが、応援歌に注目するとけっこうおもしろい仕掛けがあって面白いですよ。 松本剛選手とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラフトへの道 2020 ~大学生候補編③~

 

皆さん、こんにちは。

 

 

無観客ではありますが台湾、韓国でプロ野球が開幕しました。

NPBも明日、11日の会議を経て、具体的に開幕日への日程が詰められていくようですが報道では、6月19日が有力視されているようです。

 

完全に収束はしていないので、不安ですが、さすがに野球が見たくなってきました。もう少しの辛抱です。

 

今回は、たびたび記事として書いているドラフト候補たちの紹介をしていきます。

 

いままで、過去の記事で8人の大学生ドラフト候補たちを紹介してきましたが、今回、新たに4人紹介し、12人ときりのいい数字にして社会人、高校生に移っていきたいと考えてます。正直、まだ紹介したい選手はいますが一区切りということで。

 

 

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⑨ 村上 頌樹 (智弁学園 → 東洋大

 

「2016年、春の選抜優勝投手」として覚えている人も少なくないはず。圧倒的エースとして活躍していた智弁学園時代。そこから4年の月日が過ぎ、村上は今、東洋大学で更なる鍛錬を積んでいる。

 

大学1年時の春季リーグから先発を任され、新人王を受賞。最高のスタートを切る。

2年時は、その年のドラフトで注目されていた甲斐野、梅津、上茶谷がチームを牽引していた。そのため、登板機会も制限されたり、ワインドアップでの投球を試みるも自分に合わなかったりといろいろ重なり、不完全燃焼の年となる。

3年には、偉大な先輩が抜けたこともあり、チームを引っ張る自覚も芽生え、防御率0点台を連発するなど安定した成績を残し始める。

 

村上の特徴は何といっても制球力。制球が悪い日もフォームの微調整の仕方を知っており大崩れする日はない。高校での活躍でご存じの通り、スタミナも十分備えており、もっぱら先発向きの投手といえる。

 

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⑩ 中川 颯 (桐光学園 → 立教大)

 

中川は、アンダースローを武器にするピッチャー。ソフトバンク・高橋礼の活躍や先発ローテ入りが噂され今年の飛躍がささやかれている西武・與座など、アンダースローに注目が集まりだしている今、押さえておきたい投手それが立教大・中川だ。

 

渡辺俊介をお手本に中学からアンダースローに変更。高校、大学と順調にステップアップしているように見えたが大学1年秋から2年秋までの3シーズンは主に救援で防御率4点台と振るわなかった。

 

そんな折、監督からメタ認知という言葉を学び、自分を客観視することで飛躍につなげた。カーブやチェンジアップなど緩い変化球を練習することで、先発も視野に入れているという。不調を乗り越え、中川は立教大をリーグ優勝に導く。

 

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⑪ 森 博人 (豊川 → 日体大

 

一昨年は、松本、東妻。去年は、吉田。最近、プロ注目選手を輩出している日体大だが、今年は森だ。森はサイド気味のスリークォーターから最速155キロを投げ込む剛腕。いずれは、160キロを投げたいと意気込む。

 

プロ経験のある辻孟彦コーチからプロに行くなら直球を磨いたほうがいいと言われた。その言葉を信じ、投球動作を解析するなど理論的にフォームを模索。その成果もあり、球速は上がり続け、昨秋に155キロに到達。

 

今春からは先発を務めるということもあり変化球を鍛えるのも一手。しかし、森は自分の良さを消したくないと直球にこだわる。「理想は、打たせて取って完投、完封するよりも7回二桁奪三振です。」と。

 

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⑫ 佐藤 宏樹 (大館鳳鳴 → 慶應大)

 

前に、同じ慶應大の木澤投手を紹介した。右のエースが、カットボールの魔術師・木澤なら左のエースは驚異のスライダー・佐藤である。驚きの変化量で六大学リーグ通算47イニングで74奪三振奪三振率14.17を誇る。

 

もともと投げていたスライダーはカーブの軌道に近く120キロ前後で制球にも課題があった。そこで、握りを変え、スピン利かすことで空振りが取れるようになった。

 

しかし、その後、左肘を痛め、作り上げたフォームももとに戻ってしまう。

そこから、「怪我はすべてを台無しにする。」と考え、一番の目標は怪我をしない体づくりになった。フォームの感覚は戻ったが、この感覚を完全なものにし、怪我をせずに突き進むと1年秋の驚異的なスライダーは甦るに違いない。

 

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以上です。

 

皆さんのお眼鏡にかなう選手はいたでしょうか。自分のお気に入りの選手を見つけるのもドラフトの一つの楽しみですよね。

 

まだまだドラフトまで時間はあるのでぜひ、動画なども見つつ、未来のNPBを担う選手を一緒に発掘しましょう。

 

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

P.S  そういえば、今年から現役ドラフト開始かみたいな議論ありましたよね。コロナにすべて持ってかれてもう、話題にも挙がりませんが(笑)